海谷山塊・駒ケ岳

海谷山塊・駒ケ岳  こまがたけ 1487m 糸魚川市 2012年10月30日(火) 単独


三峡パーク登山口6:38-駒ヶ岳山頂8:36~9:00-鬼が面途中まで9:52
-駒ヶ岳山頂10:56~11:08-登山口13:11

糸魚川にある海谷渓谷は大好きな所。

3年前に森林浴の杭を探しに来て、紅葉真っ盛りの海谷高地は満喫したので
昨日は渓谷の西にそびえる海谷山塊の駒ヶ岳、出来れば鬼が面にも(鬼が面~鋸岳間で土砂崩れ)
行きたいなと午後から雨予報なので午前決戦で出掛けました。

駒ヶ岳って新潟に4ヶ所もあるなんて知りませんでしたが全国だともっとあるんでしょうね。
ココの駒ヶ岳は岩山で有名・・・登山口から15分ほどでもう長い梯子が見えます。
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登る時ストックを一番小さい状態にして岩にへばりつき、次から次に現れる梯子、縄梯子、ロープ、鎖、
色んなものに掴まって登ります。

最後ちょっと緩やかになったなと思ったら山頂でした。
目の前の雨飾山を眺めながらちょっと休憩。

駒ヶ岳山頂で帰るつもりだったのでのんびりしていたら段々良いお天気にd(゜∀゜)b
タイムアウト10時にして鬼が面に行ってみようかなと歩き出しましす。
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雨飾山の山頂は白くなっています。
鬼が面山・・・おぉ~・・・無理でしょう、ピーク踏んでいるのかな?
進んでいくとガケ~~これがハンパ無く垂直!取りあえず下りてみます。
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下りてみました、足がついた所は岩のヘつりに細い足場があるだけ。
”こういう所は一人で来る所ではない”と心底思い9:50でしたが撤退することにしました。
後10分進んだからと言ってどうにもならなかったのですが。

垂直状態で足場もなくやっと下りた小さなへつり。
その絶壁から眺めた鬼が面は異様なくらい大きく見え今の私にはまだまだと実感。
ここからの戻りもぶら下がり状態で怖かった~。細すぎる鎖が一番の恐怖。
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でもここから眺めた紅葉は素晴らしいものでした。
こんなに素晴らしいのに誰も登っていないなんてもったいないなぁと思いながら
山頂に戻ると一人いらっしゃいましたので山の話などを。

また落ち葉を踏みながらロープを伝って下ります。
箱庭みたいな三峡パークが見えてきました。
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三峡パークに戻ってほっと一息。
青空で風もなく良いお天気なので車がいっぱい・・・皆さん海谷渓谷に行ってらっしゃるのかな?
海谷渓谷は越後の上高地と呼ばれ開放感あるとても素晴らしいところです。
大きな川の渡渉があるので水の少ない時期がいいかと思います。
それとも橋はもう架かっている?

そして前回無かった「楢山節考 海谷ロケ地」という柱や看板が。
この奥に背負って行ったのね…何となくイメージ出来るわ。
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三峡パーク前面には、約300万年前ここが海だった頃の海底火山から流れ出た
火山灰や溶岩などで出来た千丈ヶ岳が見えます。
千丈ヶ岳大岸壁は溶岩が流れた跡らしく地層が左に傾いています。
その真ん中にぜんまい地蔵様がいらっしゃるのでぜひ来て探してください。

うららかな午後、のんびりしていると天気予報通りあっという間に曇り~雨、
一気に真っ暗になってしまいました。

こんなに素晴らしい所なのにいつも一人で杭を探したり(まだ見つかっていない)
山に登ったり、誰か行かないかなぁ~。
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大源太山・七ツ小屋山

大源太山・七ツ小屋山  だいげんたやま・ななつごややま  1598m・1674.7m
                  南魚沼市  2012年10月21日(日)  k&y&さあこ

登山口6:21-山頂8:41-清水峠分岐9:41~10:22-七ツ小屋山10:25-シシゴヤ分岐10:51
ー蓬ヒュッテ10:59~11:15-シシゴヤ分岐10:51-シシゴヤの頭11:58-登山口13:32

山のコミュニティイベントで「東洋のマッターホルン」 と呼ばれている大源太山に行ってきました。
登山口は2008年に森林浴の杭を探しに来た時に見ていましたが
ずっと大源太湖の近くだとばかり思っていたので狐につままれた気分。

10分ほど行くと流れの急な川を渡ります・・・慎重に。
この写真は2つ目の渡渉地点です。

ここさえ過ぎれば後は登りだけ、かなり急ですが今は紅葉まっ盛り。
岩肌に映える鮮やかな紅葉に目を奪われながらなので疲れなど全くありません。

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最後の尖った頂を登ると山頂でしたが風が強くて休む気にならず七ツ小屋方面に向かいます。
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が、かなり急な崖を下りることになり、ここ一番のワクワク場面です。
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慎重に、慎重に。
下りてみるとやっぱり尖っています。そして紅葉がきれい。
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清水峠の分岐で朝食。
馬蹄形の朝日岳、白毛門が良く見えます。
挨拶してそちらに走って行く人がいましたがこの時間だと馬蹄形日帰り縦走?
快適な稜線歩きをして、エッここがそうなの?という杭が無ければ分からない程の七ツ小屋山に到着。
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ここからは本当に走りたくなるような稜線歩き。
どこまでも道が続いています。
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シシゴヤ分岐から下山なのですがここまで来たら10分もかからないからと蓬ヒュッテまで。
管理人さんが外に出て皆さんとお話をしていました。
私たちも小休止。

シシゴヤの分岐まで戻ってシシゴヤの頭に向かい周回します。
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その道は今登ってきた美しい大源太山をずっと眺めながらの下山です。
頭を過ぎると紅葉の樹林帯を下り、登るとき渡った川を渡渉して駐車場到着。
紅葉の時期でよかった。
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安達太良山・沼ノ平周回

安達太良山・鉄山  あだたらやま・てつざん 福島県 2012年10月19日(金) 単独 

沼尻登山口6:42-牛の背8:40-鉄山山頂9:15ー駐車場11:57

三度目の正直!
今まで2回行ったけどガスでどうしても見ることが出来なかった沼の平の全景をやっと見ることが出来ました。

今回は奥岳からじゃなくて皆さんお薦めの
沼尻登山口から船明神~牛の背~鉄山~胎内岩~湯ノ花採取場~白糸の滝で帰ってきました。

登山口からとにかく紅葉がすばらしい。
遠くの山全体も近くの山も紅葉が朝日を浴びて輝いています。
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1時間20分ほどいつもの牛の背からのじゃなくて反対側からの沼ノ平も良い感じ。
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樹林帯を抜けてこの辺りまで来ると、まず第一に寒い~{{(>_<)}}
沼の平回り全部霜柱ビッシリの上を立っていられないほどの強風が!
かじかんでシャッターが押せない。凍死するかと思いました。
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こちらはいつもの牛の背からの沼ノ平。
鉄山に行くときに見えるくろがね小屋。こちらもうっとりするくらいの紅葉。
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鉄山にはこれが山頂と云うような杭が無くてここが山頂かなと思うことにしました。
ここからちょっと行った所に立派な鉄山避難小屋があります。
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そしてどんな意味があるのか判らないけど何となく可愛い石楠花の塔。

胎内岩のことは事前チェックして解っていたはずなのに山頂から下りてくると・・・えっ道はどこ?
どこかで間違えた?ウロウロ藪に入っても道は途切れるし???もしかしてこの岩を下りるの?と
下りてから胎内岩だったんだと気が付きました。
狭くてやっと通りました。
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『安達太良山沼ノ平において、平成九年九月、有毒な火山ガスによる遭難死亡事故が発生しました。
沼ノ平周辺では有毒な火山ガスや高温の泥水が噴出しており、非常に危険ですから
、この先へは絶対立ち入らないでください。』
と書いてあります。
前はここから登っていたんですね。
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次に目に入ったのがこの時期は冷え込んでいるので湯気がもうもうと立ち込めて
別の世界に迷い込んだかなと思える湯花採取場です。
登るとき上から見ていましたが近くで見ると硫黄の匂いも相まって異様です。
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前見て横見て後ろ見て上見て下見て、チョット歩いてまた立ち止まり・・・
全然前に進まない最終局面です。

大きいカメラを構えた人たちもいます。
とにかく紅葉に一番似合う白糸の滝。

で、死にそうに寒かったけど最高の紅葉を見ることが出来行って良かった安達太良山でした。
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さすが100名山・燧ヶ岳

燧ヶ岳  ひうちがたけ  2356m  福島県    2012年10月8日(月)  単独

登山口7:42-広沢田代8:22-熊沢田代8:59-俎嵓10:03-柴安嵓10:20~10:40
-俎嵓11:00-登山口13:00

先月至仏山から見た堂々とした燧ヶ岳。
一人で出掛けるつもりだったのに、夫が「俺も登る!」
「( ̄д ̄)エー 坂戸山で死にそうだったのに無理!

取りあえず尾瀬沼散策か登っても広沢田代までだからね、と言うことで
10/1に全線開通したR352を銀山平から行ってみました。
まだ所々工事をしていましたが通る車多い多い!
朝日スーパー林道のような道でした。

御池から登り始めましたが休み休みゆっくり登ったのに夫は20分ほどで”もう心臓が無理、
帰って温泉に入ってる”と言うことなので一人で山頂へ。

尾瀬と言えば木道なのですが今朝は霜が降りたようで木道が凍ってツルツル!
そっと足を乗せても坂だとツルツルと下がってしまう。
これから天気の良い朝はいつもこんなだと思うのでこれから行かれる方は気をつけて下さい。
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最初はずっと樹林帯。ゴロゴロした岩の道を登ります。
40分ほどで広々とした広沢田代の池塘群が朝の光に映えます。
この辺りから気持ちがいい登りです。
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次に広がったのは熊沢田代。
ここを過ぎると荒れた道になりますがもう少し。
途中で大型バス1台分位の団体さんに追いつき、さすがにこの人数を追い越すのは大変なので
ツアー気分を味わいながらゆっくり登りました。

で、俎嵓山頂は大混雑!さっさと柴安嵓に向かいます。
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俎嵓と柴安嵓の鞍部で、俎嵓を振り返ります・・・人がいっぱい!
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俎嵓と柴安嵓の鞍部で、柴安嵓を見ます・・・人がいっぱい~!
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柴安嵓も2~3組の大ツアーグループ他でいっぱい!こんなに沢山の人に会う山は初めてでした。

あまりの人の多さで写真を撮るのも大変。一人御飯を食べて広い山頂をウロウロ。
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尾瀬ヶ原がきれいに見えます。
対面に見えるのは至仏山と笠が岳かな?
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登山口近くの分岐に出たら尾瀬ヶ原の方から歩いてくる夫とばったり。
ここは携帯が圏外。連絡が出来ないし別行動は失敗だったかなと不安だったのでこっちがびっくり!
狐かタヌキに出会ったかのような顔をして”なんでココにいるの?山頂に行ってきたの?ホントに?”

実はあの後、夫は熊沢田代まで頑張って登ったそうですがチョット休んで下りてきたら
もう私が下りてきたのでビックリしたそうです。
熊沢田代までなんて絶対無理だと思ったのに良く頑張りましたネ。
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ウサギと二王子岳

二王子岳  にのうじだけ  1420.3m  新発田市    2012年10月3日(水) 単独

二王子神社6:50-山頂9:15~9:53-神社12:03

R352がやっと開通したことだし燧ヶ岳に行こうか四阿山に行こうか悩んだけど
台風接近で天気も危ないし明日からチョット抜けられなくなったので
ココはトレーニングと言うことで二王子岳へ。

近いから朝はゆっくり。
春や11月終わり頃何度か登ったけどいつも水が轟々というイメージでしたが
この時期の水場は、涸れているかチョロチョロ。
最近雨が降っているのにみんな山がため込んでいるのね。

そして5月に登った時崩落していた場所(写真1)は横に新しい道(写真2)が造られていました。
関係者の皆様のおかげです。ありがとうございます。

油こぼしの凸凹は良いですね~。
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トレーニングなので頑張って登り、2時間25分で山頂~~着!

誰もいなかったのでカップラーメンにお湯を入れてフッと前を見たら、すぐ、すぐ目の前に大きな動物が・・・ 
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足が長くて毛がバサバサでなんだこれは??

これはウサギだ!と云うことにたどり着くまで頭の中でグルグルと。
・・・だって友達が飼ってるミニウサギはフッサフサで小さい

その間にも私の回りをウサギがグルグル・・・近すぎて写真が撮れない~~・゚・(ノД`;)・゚・
藪に入ったりまた山頂広場に出てきてグルグル。
(ノДT)アゥゥ スポーツモードにしていませんでした。
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ウ、ウサギですよね? カンガルーやワラビーじゃないですよね?
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※山の記録 二王子岳 2013.12.9/ 2014.4.13 / 2015.3.8

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