北股岳(石転び~丸森尾根)

北股岳(石転び~北股岳~門内岳~丸森尾根) きたまただけ・2024.9m 門内岳1887m      
                         2014年7月30日(水)  k&さあこ

飯豊山荘ゲート5:11-石転びの出合7:12-梅花皮小屋10:00~10:22-北股岳10:49
-門内岳11:45-胎内岳12:11-扇の地紙(梶川分岐)12:27-地神山12:49
-地神北峰(丸森分岐)13:02ー丸森峰13:36-夫婦清水14:25-飯豊山荘16:04

あんなにキツくてもう行きたくないと言った飯豊連峰。
なんと言う事でしょう!一週間後にもうこんな事言うなんて

新潟100名山踏破には飯豊に後3座あるんだよね・・・ついでに終わらせようかな、
来月連休があるのでその時丸森から北股に行ってどこかに泊まって梶川に下りようかな?
と計画してkさんにどんなモノか相談しましたら

『30日だったら石転びから登るよ。草付きの雪渓が溶けたので
さあこさんでも登れるんじゃないかな・・・行く?』

石転びの沢・・・私がどんなに頑張っても登る事が出来ないと思っていた雪渓!登れるなんて夢みたい!
その上その沢を登れば北股岳、門内岳、地神山縦走で同じ登山口に頑張れば日帰り出来る(^▽^)/ ヤッター
頑張れば・ガンバレバね~・・・キツイ山行きでした(T△T)

見なれたゲートを通り砂防ダムからは登山道になります。
草付きの雪が解けたということは石転びの出合までかなりのアップダウンの
夏道になっていて雪渓に乗れたのは石転びの出合から。
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2時間40分の石転びの雪渓歩き、爽やかで冷たくて気持ちよかった~!
雪渓も落石の名残でほとんど茶色。大きな石もゴロゴロ。
『ここは下を向いて登ってはいけない。常に上を向いて落石に備えて登るように』

と、ここは先人の注意通り立ち止まらず前を向いて後ろを振り向かない・・・黙々と登ります。
※この4枚はkさんからの写真です(^^;
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草付きに着いてホッとしてkさんを振り向きますΣ(・ω・ノ)ノ!エッ
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雪渓があるときにこの急坂をアイゼンで・・・なんて考えるだけでも怖い。
草付きが終わった時アイゼンを外していたので梅花皮小屋手前の雪渓は
アイゼンなしでステップ切りながら慎重に。
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寒いくらいの雪渓を経て梅花皮小屋に着いて早いご飯にしました。
私達は5人追い越してきましたが、そこの管理人さんは何度も見晴台に行って登ってくる
5人の方達の無事を確認しておられました。
落石に巻き込まれはしないか、別の沢に行ったりはしていないかと。
前日に別の沢に迷い込んで(1週間)お一人ヘリで搬送された(-∧-)合掌・・という話を聞き
ここの管理人さんが精神的に一番大変そうと感じました。
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小屋から20分ちょっとで北股岳山頂。
北股山頂には鳥居と祠がありましたが祠は落雷に遭ったようで、崩れたのを積んでありました。
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北股からの稜線はこれでもかというお花畑。
なかなか見られない飯豊にだけ咲いているというイイデリンドウは驚くほどたくさん咲いていました。

一部ですが、ハクサンコザクラ、オタカラコウ、ミヤマコウゾリナ、イブキトラノオ、ハクサンシャジン
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チシマギキョウ、ミヤマナデシコ、マツムシソウ、イイデリンドウ、ニッコウキスゲ
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そこから北股~門内~地神まで花畑の中を快適に稜線歩き。
門内岳手前で歩いてきた道を振り返ります。
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門内岳の祠です。
山頂からちょっと下った所に門内小屋があり珍しいバイオトイレがあったので使ってみました。
ここにも何人かの登山者が休んでおりましたので管理人さん達と少しお話して次に向かいます。
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胎内岳~扇ノ地紙(梶川尾根への分岐です)~地神山と来て
13:02地神北峰、丸森尾根と頼母木岳の分岐に立ち頼母木岳に別れを告げて。
地獄はやっぱり最後の下り。
ここから丸森尾根を下るのだけれど急な上、滑りやすい岩砂。最後はストックを片づけ
岩場の下りが続きます。
緊張の下りが続き前回の祓川への下り以上に疲労困憊。
どんなに下っても隣の梶川尾根を見ればいつまでも中腹。
本当に飯豊山荘に着くのか永遠に続くかと思った下りでした。

これで飯豊連峰制覇~!山小屋も全部行ってみた!・・・
梅花皮岳、烏帽子岳が残っているよって言わないで~(笑
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大日岳・飯豊本山~弥平四郎へ

大日岳  新発田市  2128m       2014年7月21日(月)   k&さあこ

御西小屋3:40-大日岳山頂4:57-御西小屋6:20~7:40-飯豊本山8:43
-本山小屋にて管理人、渡辺さんに挨拶して切合小屋10:38-三国小屋11:56
-疣岩分岐12:59-新長沢ルートにて祓川山荘14:46-駐車場15:10

朝は残念ながらガスで真っ白!星は見えない・・・けど降っていないので冷たい靴に足を入れ
3:40朝露ぐっしょりの大日岳に向けて、これも初のヘッデン装着で出発。
途中雲の間から御来光
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4:57山頂で~す。ここで初のブロッケン現象を見ることが出来て感動です。
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デジカメも回復して夜が明けた下りは撮影会。
飯豊で見るハクサンイチゲはやっぱり素晴らしい。
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飯豊のヒメサユリは色が濃い。ヨツバシオガマと大日岳です。
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タカネアオヤギソウとマイヅルソウ
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6:20御西小屋に帰って朝ご飯。
暖かい物は我慢するつもりでしたがkさんから熱いラーメンを頂き美味しかったぁ~(*^▽^*)ノ
やっぱり泊りではガスバーナー必要ですね。

苦労してシュラフを戻し部屋の掃除をして、管理人・和田さんに挨拶して7:40御西小屋出発。
小屋の周り一面にミヤマキンポウゲが朝日に輝いていました。
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昨日撮れなかった分これでもかと花の撮影。
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飯豊本山に登り返します。
ガスが段々晴れてきています。
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初の青空飯豊本山ヽ(*^^*)ノ でも靴の中ビショビショ。
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本山小屋に着いたら皆さん出発したのか、渡辺さんが外で身体を洗って休んでいたので
次は泊まりに来ますね~と挨拶してー10:38切合小屋ー11:56三国小屋ー12:59疣岩分岐から
下りは祓川小屋経由の新長坂コース。

長い長い・・・10時間くらいも濡れた靴に足を入れているので足の裏、親指の裏が熱くて痛い・゚゚・(≧д≦)
話しもせずお互いマイペースでタダ黙々と足を前に出すだけ。
お花が疲れを癒してくれます。
飯豊の固有種、イイデリンドウ、チシマギキョウ
イワオウギ、ミヤマホツツジ、シラネアオイ
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14:46祓川山荘、15:10ヘットヘトに疲れて祓川駐車場着Y(>_<、)Yヤッター
足の裏ブヨブヨ、御西小屋以来初のトイレタイム!水分取ってはいたけどみんな汗?

今回は初を沢山経験してレベルアップ!
しかし飯豊連峰はどこを攻めるのも修行です。
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後日足の親指の裏の分厚い皮がボコッと剥げた?ボコッと穴が開いた(^^;

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飯豊本山・御西小屋泊まり

飯豊山  喜多方市  2105.1m 2014年7月20日(日) k&さあこ

祓川駐車場6:30-上ノ越8:07-疣岩分岐9:38-疣岩9:50-三国小屋10:44-切合小屋12:36
-草履塚13:11-本山小屋14:30-飯豊本山15:00-御西小屋16:20


サービス業の私にとって20日21日の連休に休みを取るのは本当に心苦しかった。
それなのに目まぐるしく変わる天気予報・・・もう連休は貰えないから最後のチャンス、
予報に晴れがチョット出たので決行!

朝6時前に祓川駐車場に着いたけど、雨~~・・・。
車の中で待機して小雨になった6:30、新ルート上ノ越経由で出発。
雲がちょっと切れてきた??
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ブヨに悩まされながら快適に登って10:44三国岳避難小屋・・・着いた途端に雨がザーー!
暫く小屋番さんとお話をして小雨になるのを待って出発。
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飯豊はやっぱりお花の山。
センジュガンピ、ミヤマクルマバナ、ミヤマキンポウゲ、タカネニガナなどびっしりの道を行きます。
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12:36切合小屋にてペットボトルに水分補給して歩き出したらまた降ってきました。
今度こそドンドン強くなっていきました。
姥権現様のお召し物は色あせて来ちゃったね。
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途中雨具の上だけ着て14:25ずぶ濡れで本山小屋到着。
五頭で出会った管理人渡辺さんが次々と入ってくる登山者をテキパキと振り分けています。
すぐ満員になったので私達は予定通り御西小屋に向かいます。
雨がひどいので遅ればせながらここで雨ズボン装着

ここで雨に当たったのが原因かデジカメのディスプレーが真っ黒状態・・・
次の日まで使えなかったのでここからは聞いた時間です。

14:59飯豊本山・・・雨がひどいのですぐ出発。
標柱が雷?で上半分がありませんでした。
身体中濡れて靴の中も雨でガポガポ。頭の中、何も考えられずタダ足を前に出すのみ。
色とりどりの花が咲いていたけどカメラが使えず明日の楽しみに・・・タダ歩く。
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途中で雨も止んできて16:20頃御西小屋到着。
取りあえず全部着替えて夕ご飯。
初の避難小屋のなので、水でもOKの乾燥牛丼やスープを用意、美味しかった~。
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小屋周りのミヤマキンポウゲが夕焼けに映えてとても綺麗。
ゆっくりと夕焼けを楽しんで、初のシュラフです。
マットはと言うと30センチ四方の座布団マットを腰に当てて朝までグッスリ・・・精神図太い(^^;
kさんは何度か起きて星を見たりしたそうですが私はそれすら知らず
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櫛形山・法印漠~

櫛形山  くしがたやま  568m  胎内市   2014年7月6日(日)  k&さあこ

法印漠登山口10:00-稜線分岐10:58-山頂11:34-休憩後下山12:53

櫛形山は櫛形山脈の中の一つであまり単独では登らない山です(縦走とか)
珍しくこの山だけ登った記録があったのでUP。

法印漠と言う滝を見ながら登るコースです。
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のんびり登ってもあっという間に山頂です。
飯豊連峰や二王子山塊が良く見えます。
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弥陀ヶ原から月山

月山 弥陀ヶ原より  1984m  山形県   2014年7月2日(水)  弥陀ヶ原からは単独

弥陀ヶ原登山口8:05-佛生池小屋8:52-山頂9:40~10:10-佛生池小屋10:44-登山口11:32

2012年に夫を連れてきて好評だったので家でPCに向かって仕事をしている息子を誘ってみました。
月山に登らなくても弥陀ヶ原散策しているだけで気持ちが良いですからね。

月山八合目にある弥陀ヶ原駐車場に着いてみれば青空で雲海が広がっています。
息子はこんな風景見たことが無いらしく感動に浸って散策に回ります。
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登山口は弥陀ヶ原を突っ切った向かいのはずれ。
こちらから登るのは初めてですが、スキー場側からに比べると本当~になだらか。
全く疲れないけどこのようなゴロゴロ道、行けども行けども山頂は見えない。
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丁度九合目あたりに佛生池があり佛生池小屋が突然現れビックリします。
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小屋の横を通って登って行きますが小屋の後ろに鳥海山が雲の上からちょこっと顔を出しています。
惜しい!こんなにいい天気なんだから美しい全容が見たかった。
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月山神社とそこに続く参道、いつ見ても良い感じ。
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神社前の湿原です。
今日は池が沢山出来ていてそこに映る青空が美しい。
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こちらの登山道は花が圧倒的に少ない。スキー場側からの方が多いけどこちらには弥陀ヶ原と言う
お花畑があるし・・・どちらから登っても損は無し、です!

この花たちは月山頂上小屋の裏手にあるお花畑です。
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ヒナザクラはこれでもかと群生、イワベンケイも地味ですが気になります。
ヨツバシオガマかと思えばタカネシオガマと言うそうです。
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参考までに標高・・・弥陀ヶ原1400m、スキー場リフト下1235m→リフト上1505m  山頂1984mです。

※ 山の記録 月山・スキー場から 2013.6.26 / 2015.7.22 / 2015.8.28
   

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