草黄葉の苗場山

苗場山  2145.3m              2016年9月27日(火)   単独

小赤沢登山口10:33-ツボ場12:05-苗場山頂12:41-お昼12:50~13:06
-苗場神社13:12-小赤沢15:00

山行きを良く御一緒するわけではないけど近くにマニアックな山行きの話ができる人がいなくなると
なんだかやる気が起きない・・・山に行く気が起きない。
昨年も山友との別れがあったけど出合いより別れが多くなる歳になると結構きつい

この日もダラダラと過ごす予定だったけど息子の弁当を作っている時、ホントに突然

        ”山に行こう苗場に行こう

と言う気持ちが出て顔を洗って着替えて・・・と20分で支度して出発
出たのが6:40、思いっきり通勤ラッシュど真ん中
秋田まで2時間半だったのに新潟から津南を経由して小赤沢登山口まで4時間・・・疲れたぁ~。

昨年湯沢から登りましたがこの小赤沢から登るのは山を始めたばかりの頃登ったきりなので6年ぶりです。
慎重に調べて頑張り始めた頃なので登山口のことも良く覚えています。
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木の根の道、岩の道、泥の道を経て鎖場もいくつか過ぎるとツボ場手前のこの木は懐かしい~。
道の真ん中でいまだに頑張っていました。
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ここを上がると景色一変、もう山頂気分です
このコースはこの広々した所まで1時間半。
ここからはおまけのような気持ちで歩くので登りがとても短く感じます。

丁度お昼だしここで良いかなと思ったけど草紅葉をいっぱい見たいので進みます。
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素晴らしい草紅葉。
暑くも無く寒くも無く爽やかな空気の中進みます。
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途中大岩ゴロゴロの場所がありますがそこを過ぎるとまた大草原。
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広くてなだらかな空間に感動しながら暫く行くと苗場山頂ヒュッテがあり山頂杭はこの奥です。
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今日のお昼は山頂じゃなくてちょっと下った所にあるこの板場。
寝転がると汗をかいた背中に陽に照らされた板が暖かい。
ご飯を食べ空を見ながら寝転がってのんびり・・・もっと早く出発していたらもっとのんびりできたのに
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帰りに苗場神社に寄ります。紅葉が良い感じ
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やっぱり山は良いね、ボチボチ心機一転頑張ります。
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テーマ : 登山
ジャンル : 趣味・実用

お別れ登山・鳥海山

鳥海山  2236m             2016年9月16日(金)   m&さあこ

鉾立登山口6:51-賽ノ河原7:34-御浜小屋7:54-七五三掛8:34-千蛇谷8:47-神社9:35
-新山山頂10:00~10:13-七高山10:35~11:00-文殊岳11:35-七五三掛11:56
-御浜小屋12:30-賽ノ河原12:49-登山口13:23

昨年5月に初めて山行き御一緒させてもらったmさんに転勤の辞令が下りてしまいました。
御栄転おめでとうございます。

最後の山行きのリクエストは鳥海山。
湯ノ台か象潟か迷ったけど17時過ぎに用があると言うので鳥海湖を通る象潟コースに決定。

待ち合わせでバタバタしたけど6:30鉾立の登山口に到着。
(~ヘ~;)ウーン見渡す限り緑です・・・紅葉には10日くらい早いけど紅葉まで待っていられない。
鉾立展望台まではこんな舗装された階段が続きます。
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そこを過ぎると石畳の道になり整備にどのくらいかかったんだろうと偲ばれます。
賽ノ河原を過ぎた辺りからかすかに草紅葉が見えてきました。
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なだらかな登山道を歩いて御浜小屋に到着。
そして裏に回ってビックリ・・・水がありません~
湖の斜面が出ていて底の石も水面から出ているととても寂しい。
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小屋から八丁坂、御田ヶ原、七五三掛と行きここで分岐を千蛇谷に下ります。
2年前に登った時とちょっと違う・・・新しい道が出来ていました。
下りなきゃいけないという気持ちで最初の分岐を下りたら”前に通った道~”と安心したのですが
道がかなり荒れてきています。

千蛇谷に着いたら外輪に続く綺麗な道が出来ていました。
分岐をもう少し上がって次の分岐から千蛇谷に下りた方がいいのかもしれません。

それにしてもここの雪渓も小さい~
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千蛇谷コースを登っていくと10人くらい下山してきます。
上で泊まったのかなぁ~と聞いてみると10日間ほどこもって神社の改修をしていたそうです。
お疲れ様です、ゆっくりお風呂に浸かって下さい

神社に着くと、おぉ~新しくなっています。
ここでザックをデポしようとしましたが七高山に行くんだったら
山頂からぐるっと回ろうと言うことでそのまま出発。
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大きな岩の瓦礫を全身使って登りますが岩が絶対動かないのが不思議です。
大きな岩の下の隙間を通り抜けてちょっと登ると・・・。
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山頂で~す

プレートを持って写真を撮っていると先に登っていた方たちもプレートを持ってポーズ。
ゆっくりしたかったけど狭いのでご飯は七高山に行ってからにします。
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ぐるっと反対側に下りると胎内岩くぐりがあり狭くて低くてやっと通りましたら神社側からの道と合流。
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外輪がとても素晴らしい~
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鞍部に下りて見上げる行者岳の斜面が今日一番の紅葉
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前回は七高山(2230m)に登らなかったけど今回は元気に登ります・・・すぐでした。
キアゲハが日向ぼっこして動きません、風も無く暖かいんですものね。
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ここから見る新山はカッコいい~

反対側斜面を見ながらお昼ごはん
微妙に紅葉が来ているけどまだまだです。
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私の大好きなイワベンケイが見事に紅葉しています。
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ナナカマドの実も赤く色づいていますが葉っぱがまだ緑、これもきれいですけどね。

御田ヶ原への登りにハクサンイチゲが何輪か健気に咲いていました。
イワカガミも1輪咲いていました、頑張ってね
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下りで見た鳥海湖。
やっぱり青い鳥海湖を見るまで諦めないんだろうな・・・また来ます。
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本日の距離15.1km 時間6時間32分 最低高度1156m 最高高度2239m  
消費カロリー2158kcal・・・えっ?ジオグラフィカにこんな項目あったっけ
002 - コピー

昨年の5月から短い間だったけど行きたかった白馬大雪渓、谷川馬蹄形、以東岳、雪の巻機、雪の谷川岳、
高知山周回等々お付き合い下さってありがとうございました。
転勤先からだと山の選択肢がとても広がりますので落ち着いたら山の報告を楽しみにしています。

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ジャンル : 趣味・実用

海谷山塊・鋸岳

海谷山塊・鋸岳 のこぎりだけ 1631m 2016年9月10日(土)  夫&さあこ

登山口10:05-渡渉①11:05-渡渉②11:26-雨飾山との分岐11:57-山頂12:51
-分岐13:33~13:48-登山口15:27

谷川終わったら力が抜けて何もやる気が起きない。
朝日連峰の寒江山、竜門、西朝日を1泊で攻める予定にしているがお天気がなかなか続かず
また単独泊まりは夫の許しが出ずグズグズとモチベーションが上がらない。

予報を見ると10日だけ
前々から約束していた雨飾温泉に行くついでに2014/9/18雨で泣いた海谷山塊・鋸岳に
リベンジしてきました。

やる気が出ないので家を出るのも6時過ぎ・・・で靴下は忘れる(夏の普通のソックスで頑張る)
その上前回熊にも出遭ったのに熊鈴も忘れる いかんいかんダルダルです
夫は温泉に入って待っていると言ったのですが熊鈴の代わりに何とか連れ出しました。

工事の道路を上がってちょっとの所、左側に登山口があります。
キクラゲかな?でも知らないキノコは採らない食べない売らない人にあげないですよ。
暫く気持ちのいいブナ林が続きます。
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折角登ったのに~とぶーぶー言いながら下ると渡渉個所。
1か所目と2か所目の渡渉です。3か所目は枯沢だったのですが下りたら当然登らなくてはならない
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分岐までは草が生い茂って足元が見えないくらいで昨夜降った雨でびっしょり。
先行者2人いたので少しは踏み跡があり助かりました。

分岐まで夫に合わせてゆっくり登っていたのですがこの看板に「山頂まで90分」の文字と
この後かなりの下りを見て力尽き”山頂には一人で行ってきて”と言われ時間も推しているので急いで行きます。
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上部に行くとまだまだ花が咲いています。
ユキザサの実、赤くなるのを見たのは初めて。ミヤマコゴメグサとシナノナデシコ
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何の花が終わったんだろう何となくきれい
もう一枚は一昨年もあったけど、タカネヨモギかなぁ~ それにしては全体が白いんですよね。
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最後はロープロープ、クサリ鎖です。
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鎖を登り終えると左に鬼が面への縦走路がありますが右に行くとすぐ山頂です。
2年前と何も変わりません相変わらずガスで何も見えず三角点は藪の中、今にも転げ落ちそう。
三角点が動いたら意味が無いですね・・・国土地理院さぁ~ん( 」´0`)」オォーイ!

秋に良く見るオヤマボクチです。
私の実家辺りではヤマゴボウと言って笹団子にはヨモギじゃ無くこの葉を使います。
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下りは分岐から30分くらい上がった所で夫に出会い分岐まで戻ってお昼ご飯にします。

歩きだした頃から雨がシトシト降ってきました、晴れ予報じゃ無かったんかぁ~い
風が無いだけまし、幻想的な風景の中雨に濡れながら一生懸命歩きます。
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登山口に着いたら道路がありません。
土をガッとすくってはブイィ~ンと回って土を道路の有った辺りにバシャー
一生懸命作業されていてなかなか気づいてもらえなかったけど何とか通してもらえました。
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本日のお土産。
いつの間にか両足手袋にびっしり、取るの大変。
栃の実とキノコ・・・秋ですね~

温泉に入って帰る時も雨が止みません~!雨飾に登った方も全然だったそうです。
リベンジと言ったけど返り討ちにあってしまいました
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本日の私の距離6.3km  平均速度1.2km・・・遅~い
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谷川馬蹄形時計回り

谷川馬蹄形時計回り  谷川岳1977m 一ノ倉岳・1974.2m 茂倉岳・1977.9m
      武能岳・1759.6m 七ツ小屋山1674m 朝日岳・1945m 笠ヶ岳・1852m 白毛門・1720m  
                            2016年9月1日(木)   単独

西黒尾根登山口4:15-ラクダの背5:49-肩の小屋6:53-トマの耳6:58-オキの耳7:11-一ノ倉岳7:59
-茂倉岳8:14-武能岳9:27-蓬ヒュッテ9:54~10:12-七ツ小屋山10:55-清水峠11:31
-朝日岳13:43-笠ヶ岳14:43-白毛門15:29-松の木沢の頭16:11-登山口17:49

昨年9/5反時計まわりをした時笠ヶ岳を過ぎた辺りで石につまずき足が攣りmさんにとても迷惑を掛け、
何とか回ったけどガスで何も見えず雨もパラついて来たのを口実にロープウエイで下山してしまいました。
その時mさんに「武能も茂倉も何にも見えなかったね。一ノ倉沢も覗けなかったしもう一度来ないとだめだね」
「いや~、もう行かんよ!」と言ったけど1年経ったら忘れるものですね(^^;
今回は逃げ道を無くし自分を追い込むため時計回りにしました。

白毛門駐車場に停め真っ暗な中ヘッデン装着で上がって行き前回ロープウエイに逃げた西黒尾根。
登山口に行く途中に登山指導センターがあり登山届けポストとトイレがあるので安心。
そこから5分くらいで西黒尾根登山口です。
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誰もいません。ヘッデンの明かりだけを頼りに石だらけの急登を登ります。
4:53何とか道が見えるようになってきたのでヘッデンを消し5:30朝陽が昇りました。

岩に下がる鎖も赤く反射しています。
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右側には雲ひとつない空に谷川岳がそびえています。
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ラクダの背から見た谷川岳、後少しです。
この辺りは鎖はモチロン、滑り台のような大きい岩が続いたりして下りで使うのは怖いなぁと感じました。
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写真などばかり撮って感動しているものだから大幅に遅れて肩の小屋着。青空に美しい。
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サクッとトマの耳とオキの耳。
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縦走路が美しい。
昨年ガスで全く覗けなかった「ノゾキ」からの一ノ倉沢、目がクラクラです。
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緩やかな記憶だった一ノ倉岳へはかなり登りました。
苦手な茂倉へは時計回りだとなだらかな縦走路で到着。
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茂倉から下りて武能岳の登りから振り返った茂倉岳
昨年はボロボロの身体にここに来て400m以上の登りには泣きました。
二度と登りたくないと逆にしたけれど下りも長過ぎた。
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武能岳山頂~
茂倉から蓬峠まで草が生い茂っていて足元が見えません。
私は木の根と石につまずいて二度も転びました。皆様気を付けて。
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武能を下りてから七ツ小屋山まで一番気持ちの良い縦走路です。
写真の真ん中に蓬ヒュッテが写っています。
小屋番さんはいませんでしたが500円払ってトイレを借りました。
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七ツ小屋山の登りから振り返った谷川からの縦走路。
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七ツ小屋山山頂~、同じ谷川連峰の中の一つの山なのにここだけが山頂杭がこんなん?
趣があっていいけど何でなのかしら?
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ここを過ぎると折り返しの清水峠。
絵にかいたようなJR送電線監視所が見えますが、その後ろには大~きな朝日岳がそびえています。
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やはりこっちからが良いかな、清水峠と七ツ小屋山。
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朝日岳山頂・・・昨年ここから清水峠は「足に負担の無い緩やかな下りで随分と足も気持ちも楽になりました」
と書いていたけど登りはいつまでたっても山頂に着かずバテバテヘロヘロで写真を撮る余裕が無かった。
茂倉への登りとどっちが嫌かな~と悩むところです。

朝日岳から笠ヶ岳もかなり長かったのも意外。もっと短かかったような気がしていました。
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笠ヶ岳から見た白毛門もうこの時点でヘッデン下山を覚悟しました。
やっぱりロープウエイが必要だよ~・゚・(ノД`;)・゚・と泣きごとを言っても仕方ありません。

こんなに遠いのに元気に歩いた昨年はどんだけアドレナリンが出ていたんだ
それでもまだ明るい15:30・・・やっと白毛門バンザ~イ

でも問題はここから。
白毛門の下山道は石と岩と木の根で出来たような道。
苦手なんです~(>_<;)吐き気がおさまらず休み休み2時間半もかかってしまいました。
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本日2016年9月1日の
距離25.2km 時間14時間3分 最低高度618m 最高高度1983m 消費3487kcal
昨年2015年9月5日の
距離26.8km 時間13時間5分 累計高度(+)2882m(-)2896m 平均速度2km 消費3420kcal
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■お湯500ml、水500ml、スポーツドリンク500ml、凍らせた炭酸ジュース400ml持って行ったけど
 スポーツドリンクも炭酸も最初は良いけど最後は甘く感じて飲めなくなる。
 塩を舐めて水、が一番だったかな。
■昨年はガスで見えなかったから歩けたのかも・・・見えすぎるのも良し悪し(^^;
■車に入れておいた氷たっぷりの冷たい麦茶500ml下山して一気に飲み干しました、生き返る~。
■西黒登った、一ノ倉沢覗いた、武能茂倉見た、もう思い残すことは無い。谷川卒業(^▽^)/

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