熊の恐怖・粟ヶ岳

粟ヶ岳  1292.7m      2017年11月28日(火) 単独

駐車場6:40-貯水池ポスト7:04-三合目7:48-七合目避難小屋9:49~10:05-山頂11:33~11:50
-七合目避難小屋12:40~13:00-貯水池ポスト14:42-駐車場14:54

ぽっかりマーク1個だけ輝く28日・・・休みだ~~
二王子に行きたかったけど山天気は午前中は芳しくない。
近間の粟ヶ岳に権ノ神岳の様子も見ながら登ってみることに。

12月過ぎても権ノ神に回ったこともあるけど五頭山の雪の状態を見ると難しそう。
取りあえず第一水源地に車を停めて歩いて第二貯水池に向かいます。
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登山口から登山道は雪に覆われていました。
ここも急な降雪で落ち葉が雪の上に綺麗に散っています。
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この日は快晴なので雪はガチガチ。
ここまで”いつアイゼンを付けようか、梯子場もロープ場もあるし”とばかり考えながら登りましたが
登り初めて40分、三合目に行かない場所でアイゼン装着します。ツルツルですもん。
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長いロープ場を登ると凍みた雪を踏み抜いた先行者の足跡がありました。
左足怪我したのかな?・・・ん・靴履いて無い

小動物は雪の上をトコトコと踏み抜くなんて無い。
私くらいか私より重い、今歩いたように真新しい足跡の上に怪我してる
この辺りから立ち止まっては鈴を盛大に鳴らしまたちょっと歩いては立ち止り鈴を。
引き返そうかな~とちょっと思いました。
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道をそれてどこかに行って欲しいけど熊は延々と登山道を歩いて行きます。
ドキドキしながらもうすぐ避難小屋と言う所で登山道脇の雑木が雪で倒れて道をふさいでいる所で
左側の斜面に下りて行きました(´▽`) ホッ

でも私もここは難儀しました。
両脇に通れるほどの余裕はないし枝が下に向かっているので避けるのも大変。
山頂も諦めたくなるような疲労感で避難小屋到着。
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ちょっと休憩してここからワカン装着。
ここから見る北峰への登りは気力がそがれます。
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少し行くとノ―トレースになるのでルートはお好みで
北峰から見る一本岳、いつか山頂からピストンしてみたいけどあの急登登れるかな
権ノ神への分岐「七頭」もわからないし崖になっていたので春まで無理ですね。
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最高の青空に浮かぶ飯豊連峰と守門岳。
守門の雪庇は来春こそ頑張ります
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山頂には下田からの方のワカンの跡がありましたがこんなに遅いんですものもう下山していました。
誰も登ってこないので自撮りしたりラーメンを食べながら下田から誰か登ってくるかな~と見ていたら
すぐ下の登山道にお一人登ってくるのが見えました。
もう少しだから待っていようかな~とカメラを望遠にしたら  でした~

山頂に向かっている((((;゚Д゚))))))) 
あわててラーメンを流し込み荷物をザックにしまい速攻下山しました
本当はラーメン捨てたかったけど春に麺とかが散らばっているのは嫌ですものね。
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登りは良かったのですが下りは暖かく雪が緩み全踏み抜きの下山でした。
小屋でお一人休んでいましたし小屋で引き返した方もいました。
小屋でツボ足の人が踏み抜いた跡がありましたが腰の辺りまでの穴が開いていました。

暫くはワカンで下りたのですがそれでも一足ごとに膝上まで・・・抜けなくなるし何度前のめりに転んだか
そのたびにペットボトルがコロコロ~。ハイドレーションにしないとです。

五合目辺りでワカンを取ったのですがスノーシューが良かったのかな~。
急ぐとズボッ、ソロソロと行ってもズボッ。ツボ足の前の人が踏み抜いた深い足跡に足を入れて進むが一番。
降った雪が踏み固められない内に新しい雪が降ったので土の所まで踏み抜くんですね。
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山頂から池が見えたので貯水池かな、水源地かなと下山して見上げたら
大きい駐車場のある第一水源地から山頂が良く見えました。
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車でちょっと戻った加茂の集落からの粟ヶ岳

熊を本当に身近に感じた粟ヶ岳でした。
下田からの方が熊に出遭わなかったか心配していましたが
帰ってからヤマレコを見たらその時間薬師まで下山していて一安心。

距離11.4km 時間8時間05分ー登りの避難小屋まで倍はかかりましたもの。
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五頭山・偵察

五頭山 三ノ峰   873m     2017年11月24日(金)  単独

どんぐりの森登山口10:43-七合目11:24-三ノ峰小屋12:07~12:31-登山口13:15

休みの度に雨で10日も山に行けないと心が疲れてくる。
今朝も雨だったけど買い物に行ってから登山口の雪の状態を見るためにどんぐりの森に行ってみた。

・・・天気は良くないけど雨は降っていない・・・支度は悲惨だけどちょっと行ってみようかな(^^;

一番先に驚いたのがどんぐりの森手前の駐車場が使えなくなっていた
左側には太い立派な杭がずらっと打ってロープが張ってある。
右側には何かが建っていた・・・今だけじゃなく春以降も停められないね、残念。
車は手前の膨らんだ所かスキー場の駐車場かな。
    (1枚目は下から見たもの、2枚目は通り過ぎてから見たもの)
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11/7に裏五頭周回した時は紅葉に溶けてしまうような錯覚を覚えた美しさだった。
突然の雪で紅葉のまま、まだ葉っぱは落ち切っていない。
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三合目から登り始めて四合目は登山道白くなり始めました。
五合目からは足を置いても真っ白です。
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八合目辺りはもうこんもり。
今日は前にお一人の足跡があるので楽です。
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遠くは何も見えませんが無風状態で久しぶりの汗が気持ち良い
本峰に行くにはワカンが無いと厳しいかな

先行者は小屋に寄らないで下山。
次に来た方とお話しながらお昼を食べていたら、急にガスって来たので急いで下山始めま~す。
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いつもは葉っぱが無く寒々していますが紅葉している葉が残っているときれいですね~。
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登山口からすぐの所にある階段が新しくなっていました。雪で隠れる前に見れて良かった
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帰り道で見た五頭山、これからだんだん白くなっていきますね。
新潟市に入ったら大雨でした。行けて良かった

本日の登山者は私を入れて3人。
距離:4.8km  時間2時間32分  14338歩     
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秋の裏五頭周回

五頭山  912.5m           2017年11月7日(火)  単独

中ノ沢渓谷森林公園7:22-登山口7:29-与平の頭9:13-五頭山頂10:11~10:27
-松平山分岐10:30-杉峰11:10-タヨブネ展望台11:49-裏五頭登山口12:19-森林公園12:43

私の連休が2日とも晴れなんて・・・なかなか今日も行きたいなんて言い出せなかったけど
「紅葉終わっちゃう~、五頭山の紅葉が見たい」とやっとOKを貰いました(^^;

昨日も小出から六日町まで濃いガスで前の車がやっと見える状態だったけど
今日も三川から濃いガスで回りじゅう何も見えない
駐車場に着いても真っ白なので30分ほど待っていたらちょっと明るくなってきたので出発します。
森林公園の紅葉はもうチョットかな。
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最初は鬱蒼とした杉林を行きます。
途中大きな葉っぱのホウの木の落ち葉で周り一面覆いつくされ登山道見失ってGPSのお世話になりました。
延々45分くらい登ってやっと杉林は終わり紅葉が見えてきました
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暫くして後ろを振り向くと木々の間から雲海が広がっていました。
中ノ沢渓谷森林公園もまだ青空が見えないあの雲の下なのかなぁ~。
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もっと開けた所から雲海が見たくて頑張りますがなかなか進めない。
昨日はぬるぬるの岩で進めなかったけど今日は大量過ぎるブナの落ち葉で滑る滑る
ステップがあればそこに落ち葉が溜まって滑る、無ければ急坂一面ふかふかで滑る。
地味~に疲れました。
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何度も振り返りながら・・・雲海が薄くなってきていましたが何とかセーフ。
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風景を楽しみながらやっと与平の頭。
ここから五頭山まで気持ちの良い稜線歩きになります。
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今日は飯豊連峰キレイに見えます。
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手前の前一ノ峰にはたくさんの方が見え賑やかな声が響いていましたし
山頂にもたくさんの方が入れ替わり立ち替わり。
山頂には取りあえず寄るけど休憩は展望の良い前一ノ峰で、とここで休む人はあまりいません。

前回回った時は雨で休憩できなかったしブヨがいっぱいだったりで私もあまりここでは休みませんが
今日は虫もいなくて気持ちが良いのでゆっくりしました。
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山頂からちょっとの所にある分岐から下山します。
こちらも目いっぱい大量の落ち葉。
こういう斜めになった所など気持ちよさそうだけどスルスルと横に滑る。

急登になるとスキーのように滑るので冷や汗ものでした。
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分岐から25分ほどで懐かしい妖怪に再会しました。
だんだん愛着が湧いてきますね。
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そこからまた40分ほどで歩きだしそうな杉に再会。
私も乗ってどこかに行きたかった。
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タヨブネ展望台辺りから紅葉が素晴らしい
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山が燃えているよう。
この静寂の中歩くことも忘れて道の真ん中でたたずんでいた。
そうすると私は黄色に染まってこの風景の中に融けて行く感じがした。
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夢のような時間を過ごして裏五頭登山口に着きそこから車道を歩いて森林公園に。

前回は雨だったのでお昼も食べず(下山してから車の中で食べた)ただ歩くだけの周回だったけど
今日は本当に満喫した登山でした。
紅葉も里に下りてきたので終わりでしょうか。
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今年の初雪・金城山

金城山 きんじょうさん  1369m  南魚沼市  2017年11月6日(月)  単独

駐車場9:04-滝入・水無分岐9:09-五合目10:18-避難小屋11:35-山頂広場11:50~12:05
-雲洞との分岐12:41-五合目13:12-滝入・水無分岐14:19-駐車場14:24

裏巻機に行った時書きましたがこの山はもう一度行ってルートを確認してみたかった。
私にしては珍しく休みが晴れましたので速攻

2014/5は観音山コースを行きましたが反対側五十沢から水無コース~滝入コース周回にしてみました。
突き当たりの駐車場には3台停まっていました・・・もう9時ですものね、遅すぎる!
登山口はちょっと戻るのが正解でしたが軽トラの方に進んでしまい藪こぎで上の道に出られました(^^;

5分くらいで分岐に差し掛かりますので左側、水無コースに。
何本もの渡渉がありますが水が少ない時期でラッキー
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二合目過ぎると尾根道になりますので素晴らしい紅葉を見ながら登ります。
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前回も素晴らしかったけど今日も全山紅葉~
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紅葉も素晴らしいのですが結構な急登が続きます。
一番緊張したのがここのトラバース。濡れているし鎖も微妙で渡り終えたらホッとしました。
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ずっと越後三山がキレイに見えています
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八合目辺りから登山道に雪が残っています。
私は今年初めて雪に触りました~ これから嫌んなるくらい触るんですけどね~。
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避難小屋を過ぎると見えてきました山頂広場。
金城山の山頂は避難小屋手前らしいですが何もありません。
此処かなと思って写真にとっても"どこここ?”状態です。

ここから見るとワクワクです
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山頂広場の手前の岩に上がってみます、高度感半端ありません。
後は横の岩の上がゴールです。
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一応山頂杭はありますが文字は消えていたので巻機山とジジ君で山頂広場~。
ここでお昼にします。後ろは切り立った崖なので落ちたら終わり
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下山は途中まで観音山コースで。
前回は残雪でめちゃくちゃなコースを歩いたのでここは歩いていないのですが
急な下りが続きスピードは出せません。
観音山コースと別れて滝入コースに入りますが鎖、クサリの連続です。
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こちらも紅葉は素晴らしいのですが鑑賞できるのはこの辺りまで。
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この滝辺りから登山道グチャグチャ、渡渉が次々。
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このコースで一番はここ。
梯子が壊れているので隣のロープで下りた・・・ええっと?・・・横を良く見ると
ロープがいくつかぶら下がっています。
水でビショビショでヌルヌルのロープに掴まり下りながらのトラバース。
その後も写真を撮る余裕も無く川を下り渡渉を繰り返してやっと朝通った水無との分岐に出ました。
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舗装された林道を下って行ったら・・・(^^;ここが登山口。登山届ポストもありました。
ポストが無いので紙をボンネットの上に置きましたが皆さんはここから登ってくださいね。
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本日の距離7km 休憩込の時間5時間19分 
岩や登山道がぬるぬると滑るため平均速度がまさかの1.3km/h
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※2014年5月11日に観音山コースを登りましたがこちらのコースも面白かったので。

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裏巻機渓谷の紅葉

裏巻機渓谷  みやて小屋625m  2017年11月3日金)  夫&息子&さあこ

五十沢キャンプ場10:17-みやて小屋10:31-夫婦岩12:00-不動滝12:13~12:25
-みやて小屋13:55-五十沢キャンプ場14:10

この日は金城山に登ってから裏巻機渓谷に寄る計画を立てていたら夫が「渓谷に行ってみたい」と。
・・・珍しく行きたいと言うのであれば金城山は諦めますか・・・。
金城山は残雪の時期登ってルートが納得できなかったし五十沢キャンプ場は森林浴の杭の前に車があって
写真が不満、でこの二か所は近いので両方欲張りたかったのですが今回はのんびり紅葉狩り
登山ではありませんがとても素敵な所なので紹介します。

五十沢キャンプ場の紅葉は素晴らしい。
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キャンプ場内には吊り橋があったりアスレチックがあったり紅葉の落ち葉が気持ちよさそうで
グルグル散策したかったけど裏巻機渓谷の方に進みます。
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手前で一人300円を支払い入口のゲートを手で動かして車で進みます。
歩こうか?と言ったけど結構な距離があるので車で『みやて小屋』まで進みここに駐車します。
この時間で14台目(入口でNo券を渡される)なので満車近くてこのアングルでしか撮れませんでした。
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全山紅葉の山々の奥に八海山が良く見えます。
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ここから不動滝に向かって登山道に入ります、暖かくて気持ち良いです。
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割石沢です。
岩と滝に紅葉が映えてとても綺麗。
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登山装備で、と書いてありましたがこの格好はちょっと頂けないですね
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岩を削った道や沢が沢山ありますので紅葉を見たり滝を見たりとても楽しい。
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全山紅葉~
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岩場も紅葉~
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不動滝近くに来たら割引岳への登山道が
そして不動滝の分岐で左が不動滝、右が牛ヶ岳

いつもの桜坂駐車場から登るのとは本当に反対側、裏巻機なんですね。
山と高原地図を見たら破線になっていました。どちらも7時間かかるようです。
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不動滝は後にして取りあえず取水口まで行こうと進み夫婦滝の所で2人とスライド。
聞いたら行っても何もないし似た景色だしここで引き返しても良いと思います。なんて言われたら
夫婦滝の写真を撮ってUターン(^^;
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分岐まで戻って左に下り(梯子がいくつか)河原に下りると不動滝です。
狭い渓谷なので音も凄いし水量も多く離れているのに細かい水しぶきで濡れてきます。
感動しました
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帰りも渓谷を見ながら帰ります。
イタドリの実が真っ白になって可愛い。
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二人歩いていますがこんな道がずっと続いています。
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紅葉が名残惜しくてみやて小屋周りを散策します。
こうもり岩まで行きましたがここから通行止め。
かなり長い遊歩道が広がっているのでここを歩いても気持ちよさそうです。
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テーマ : 散策・自然観察
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