ショックの朝日岳

朝日岳・長栂山2418m・2267m  2018年7月24~25日(火・水)  単独

7月24日
蓮華温泉4:26-樹林帯抜けた7:22-花園三角点7:45-吹上のコル10:32
-長栂山11:17~11:38-吹上のコル12:22-朝日岳13:00-朝日小屋13:45

7月25日
朝日小屋5:13-朝日岳5:59-吹上のコル6:27-長栂山7:06~7:20-吹上のコル8:02
-花園三角点9:41-白高地沢橋10:49~11:00-兵馬の平12:17-蓮華温泉13:06

※ショックで書く気力がありませんでした

前日朝突然行きたくなって仕事終わって電話予約して準備して夕飯早目に食べ就寝。
予約した時に管理人のゆかりさんから何時に出るか聞かれたので「蓮華6時頃かな」と言ったら
「遅いっその時間だと死ぬほど後悔するよ」と言われ0時前に起きて0:20出発。
蓮華温泉3:33着。真っ暗なのでヘッデン無しで行ける4:30まで待って出発。

5年前と同じコースで行く予定だけど確実に5才歳をとっているから様子見ながらにします。
取りあえず朝日小屋に泊まる予定なのでそんなに早く着く必要も無いので花観察でゆっくり。
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このコースを行くのははいつも秋なのでこんなに花が咲いているのは初めて。
兵馬の平は花盛り、ギボウシやシモツケソウ、オタカラコウなどびっしり咲いています。
エビラフジとキソチドリ。
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樹林帯に入るとウツボグサが大きい!弥彦に咲いてるのより4倍は大きいです。
ここでも会えましたショウキラン様。でももう終わりかけ。
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最初なんだろうと思いました。
私より背が高くて葉がコバイケソウと同じ。珍しい花かなぁと思って朝日小屋で他の人に聞いたら
「バイケイソウよ小さいのをコバイケソウと言うでしょ。ん~こっち(関東)では頻繁に見るけど
新潟にはあまり咲いていないのかもね」と言われ名前だけは知っていたので驚きました。
時期もあるけど、色んな山に8年登っていて見たことが無かったんですものきれいです。
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7:22 涼しい内に樹林帯を抜けました・・・3時間もかかって。
木道、青空、ニッコウキスゲ、開放感凄いです。
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ここからお花畑、載せきれないのでまとめておいておきますが花々は小屋まで続いています。
サクラソウも三種類がたくさん咲いています。
ユキワリソウ(新潟だとミスミソウを思いますが)、ハクサンコザクラ、オオサクラソウ。
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トンボソウかな。ハクサンイチゲもたくさん咲いていたのですがこの山域には白い花弁に
ピンクが入っているタテヤマチングルマがあると言うので探しましたが見つけられませんでした。
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ツリガネソウ、ムシトリスミレ、ヒオウギアヤメ
イブキジャコウソウ、マツムシソウ、シモツケソウ
花園三角点辺りはキンコウカとワタスゲとオオバギボウシの群生が見事でした。
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吹上のコル手前にはかなり雪渓が残っていました。
雪の上を歩きたくてかなり上まで上がって横トラバース(ここで夏道とどのくらいずれたかなとスマホを見た)
この上がすぐコルですが大花畑
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コルに上がるとお姉さまが二人で休んでいました。
「朝日小屋に連泊してここまで散歩、こんな山行きが出来る年代になったのよ」と。
良いですね~私も目標にします。
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ここから朝日小屋に向かってお昼頃着いてもする事が無いのでやはり長栂山に行ってみることにします。
ハクサンシャジン、ワレモコウ、ミヤマムラサキ
シロウマアサツキ、チシマギキョウ、クルマユリ
ハクサンフウロ、カライトソウ、タカネナデシコ
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長栂山ですが山頂標識が見えない・・・と思って登ると横になって置いてありました。
栂海新道の案内ロープも前は長栂山に登るように入り口があったのですが
今回はロープでふさがれていたと言うことは長栂山登山禁止?。

ここで広めの石がありましたのでお昼にします(ここまでで座ったのはここだけ)
前回歩いた犬ヶ岳が見えますが良く行ったね~
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タテヤマリンドウとミヤマウイキョウ。
ミヤマウイキョウに似た花でシラネニンジンとミヤマトウキもたくさん。
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朝日岳山頂です。
長栂山に寄り道なんてしていたので私が最後かな(^^;誰もいません。
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白い木道を朝日小屋に向かって進みます。
結構距離あるんですよね・・・1時間くらいかかるけど2時には着くでしょう。
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シロウマアカバナはこの稜線で保護されていました。
ミヤマアヅマギクは樹林帯抜けてからずっと咲いていました。
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朝日小屋が見えました。チングルマは綿毛になったものもありますが雪解け直後のここは花盛り。
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朝日小屋着。
明日は白馬周回で蓮華ですと宿泊手続きをしてから缶を買って外のベンチでスマホチェック・・・

   ス・スマホが無い

雪渓で見てポケットに入れてその後はヤブは無い・・・一番思い当たるのは長栂山で座ってお昼を食べた時
これから五輪尾根から来る人がいるみたいだけど長栂には行かないだろうし栂海新道からの人は
みんな来たみたいだしこれから栂海新道下山の人はいないし・・・と頭ぐるぐる

私のやることは一つ、明日の白馬は諦めておんん~なじ道を下を向いてスマホ探しながら帰ること。
明日の朝早くに出る予定で朝ご飯を頼まなかったけどそんなに早く出る必要はないし
ゆかりさんのお話を聞きながら朝ご飯を頂きたかったな。

この小屋のご飯は美味しいんですよね。
夕飯食べて7時前には寝ちゃったみたい(単独女性だけの5人部屋)
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4時半までぐっすり。
部屋の皆さんはスマホの事心配して下さってありがとうございます。
長栂山に落ちている事を願ってのろのろと出発します。

ハクサンイチゲの群生は素晴らしいのですが飯豊のと比べて草丈が長いのでまとまりが。
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朝日岳下りから
一番低くなっている所が吹上のコル、真っすぐ行って栂海新道、右に曲がると蓮華温泉。

ほとんど下をキョロキョロ、木道も下を見て木に引っ掛かっていないか見て長栂山・・・
座った所を探しましたが   有りませんでした
雪渓も同じ所を歩いて探し、下に滑り落ちていないか探して進みましたがありませんでした。
川に流されたらアウトですが。
もうここから下は無いのは確実なのでずんずん下ります。
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五時頃朝ご飯食べたので白高地沢橋たもとにある石でできたテーブルとベンチでお昼ご飯
と言うかここから蓮華温泉までかなりの登りになるのでエネルギー補給。
犬ヶ岳からの帰りは吐きそうなくらいきつかったのでここを下山に使いたくなかった。

途中同室だった二人と合流して蓮華温泉の内湯に入り冷たいコケモモジュースでカンパイ。
楽しい山行きをしましょうと長野と関東と新潟にお別れしました。

蓮華温泉は圏外なので下りてから家族に電話、と言っても夫や息子の携帯番号が判らなくて
電話できず17時過ぎたらR116に入って渋滞が始まり大きいスーパーに入ったけど
公衆電話が無くて連絡できず危うく遭難届出される所でした。
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黄色い花がとにかく多かった。
シナノキンバイ、リュウキンカ、イワオウギ
ウサギギク、ニッコウキスゲ、オトギリソウ
ミヤマダイコンソウ、ミヤマキンバイ、ミヤマコウゾリナ
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オタカラコウ、オニノヤガラと言う蘭でした、タマガワホトトギスは凄い。
キンコウカ、ハクサンタイゲキ、キバナノカワラマツバ
ハクサンオミナエシ、アキノキリンソウ、ミヤマキンポウゲ
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白い花です。
オニシモツケソウ、ウメバチソウ、ホタルブクロ
オオレイジンソウ、コメツツジ、キヌガサソウ
ホツツジ、ヤマハハコ、ミズバショウ
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ハクサンイチゲ、ミミナグサ、ホソバツメクサ
ギョウジャニンニク、ミネウスユキソウ、タカネツメクサ
サンカヨウ、ミヤマカラマツ、ダイモンジソウ
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普通は速攻新しいスマホを買うようですがやはり3年分のジオグラフィカのログが~
写真はパソコンに落としてあるので大丈夫だけど歩数計ももったいない。
買ったLINEスタンプも・・・もしかしてアドレスみんな手入力
落としてから4日、まだ連絡がありません。
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テーマ : 登山
ジャンル : 趣味・実用

至仏山・夏のイベント

至仏山  2228m   2017年7月15日(日)  mixi山岳会9人

山ノ鼻キャンプ場出発6:30-山頂9:06~10:14-笠ヶ岳分岐11:34-鳩待峠12:28

おはようございます・・・ってテントが露でびしょ濡れ~
こんなに朝露が下りるってことは今日はどんなに暑くなるんだと心配です。
今回はSOLの簡単寝袋だったので寒いかと心配しましたがぐっすりでした

朝もやがとても美しいので研究園をちょっと散歩しますがヤブなので朝露でズボンビショビショ
・・・でも燧岳がとても美しい。
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昨日の豚汁にうどんを足して朝ご飯、汁が残ったら持って帰らないと・・・と言うか豚汁持って
至仏山に登らないといけなかったので完食出来てグー

濡れたズボン履き替えて鍋、テント片づけて・・・いる間に次の団体さんが到着して
場所取りが始まりました。昨日場所があって良かった。
追い立てられるように移動して至仏山荘前で準備していると泊まった人、今日来た日帰りの人たちが
どんどんと至仏山に向かって行きます

山ノ鼻からは登り専用(下山禁止)です。
最初は渋滞ハンパない全く進めません。
風も無く蒸し暑く進まず忍耐の登山でしたが暫くすると木も無くなり風も吹いて気持ちが良い。
そこに咲いていたシブツアサツキだそうです。
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蛇紋岩が滑って怖いですが爽やかな風を受けて青空の山頂に向かいます。
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登山道の脇はお花畑、とっても美しい。
タカネシオガマ、タカネナデシコ、ミネウスユキソウ、紫のシュロソウ等々他にもたくさんのお花が。
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ずっと振り返ってはチョット進んでは振り返って
ここは高天ヶ原辺りから見た尾瀬ヶ原と燧ヶ岳。
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ここから山頂はすぐ
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山頂手前にはハクサンイチゲやチングルマがまだキレイに咲いていましたし
ジョウシュウアヅマギクもあり、ムシトリスミレがとても美しい。
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山頂です~、鳩待からも登ってこられる方もいるので食べる場所がないくらいの大混雑。
みんなでヤマネチポーズで・・・一人足りないのは訳あり~
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平ヶ岳でしょうか雪が残っています。
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パノラマ~。
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小至仏山への途中からの谷川方面かな?美しいです。
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こちらも花盛り(一人だったら進まないかも)

イブキジャコウソウ、シナノキンバイ、
モミジカラマツ、タカネバラ、チングルマ、コバイケソウ、
ホソバツメクサ、ハクサンイチゲ、ベニサラサドウダン
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オヤマ沢田代ではワタスゲがまだきれいな状態で咲いていました。
暑くて暑くて鳩待峠で冷たい物を飲みたくてガンガン下り登山口着~
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ここに来たら、の花豆ソフトクリームも食べたいけど取りあえずコーラ。
帰りのバスチケットを買ってからソフトクリームも食べてみました(小豆アイスをまろやかにした感じ)

ここはまだ爽やかな感じだったけど戸倉駐車場は半端ない暑さ。
ここで解散しましたが2日間お風呂に入っていないので4人でに寄って帰りました。
連休中日なので渋滞もハンパなかったです
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テーマ : 登山
ジャンル : 趣味・実用

尾瀬ヶ原キャンプ

尾瀬ヶ原    2018年7月14日(土)    mixi山岳会9人

mixi山岳会のイベント『ニッコウキスゲの尾瀬ヶ原と至仏山を登ろう』に参加してきました。

片品村の戸倉駐車場14日4時集合、ということは朝0時に起きて出発しても間に合いそうにない。
初めて前日の夕方出発しました。

夜中の0時に出発して朝に向かうのは大丈夫なのですが夜中に向かって運転するのはとても怖い。
塩沢の道の駅で仮眠して湯沢から沼田まで高速を使って朝1時頃到着しましたがまだ早いので
また少し寝て、無事9人全員で鳩待峠行のバスに乗る事が出来ました。

Miさんが鍋を背負って私がふたを背負って、山ノ鼻に向けて出発~
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もうね、もう飛び上がりましたよ~
あんなに見たかったショウキランが木道横にいらっしゃいました
こんにちは~初めましてお会いできて光栄です
もうこれで嵐が来てつらいキャンプでもオールオッケィ~~
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山ノ鼻キャンプ場に着いたのが7時頃なのでまだ9人固まってテントを張る事が出来ました。
今日は尾瀬ヶ原散策だけなのに何でこんなに早く集合なの?という疑問がここで解けました。
もうバタバタとテントが立ち始め散策から帰ってきたらテントびっしり

至仏山荘だけじゃなく尾瀬の各小屋にはツバメがたくさん飛び交っていました。
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テントも張ったしすることも無いのでみんなで尾瀬ヶ原散策に行きます。
尾瀬ヶ原に足を踏み入れた途端に花、花花・・・~

トキソウ、サワラン、ミズチドリ、たくさん咲いています。
キンコウカとヒツジグサ=さすがに朝早くは咲いていませんでしたが未の刻より早く開きます。
コバギボウシ、コオニユリ、オオマルバノホロシ(ナス科なので茄子とそっくりな花。
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途中の橋から見たらスギナモという水草がキレイに立ちあがっていました。
牛首分岐からヨッピ吊り橋に向かいます。
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上の写真を見てもわかるようにはっきり言ってニッコウキスゲはあまり咲いていません。
時期が早いとか咲き終わって遅かったと言う感じはしませんので鹿の食害によって
花が少なくなってきていると言う話も聞きました。

吊り橋の手前辺りのこれが精いっぱいのニッコウキスゲ。
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ヨッピ吊り橋で4名は東電小屋は何度も行ったからということで引き返しましたが
初めての人もいるし、で5名で進みます。
良く見たら飲めない人ばかりが散策続行、お酒好きは飲むために帰ったのかな(^^;なんて。

東電小屋では水分補給と歩荷体験で楽しみました。
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懐かしい見晴キャンプ場に寄ると山ノ鼻よりもたくさんのテントが張ってありました。

ぐるっと回って帰りお約束の逆さ燧、風が少しあってキレイには写らなくて残念
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快晴の尾瀬ヶ原散策から帰って一番に思うことは・・・ビール
持ってきたビールが生ぬるかったので至仏山荘で買ってしまいました450円
至仏山荘では500円でお風呂にも入れますが明日の楽しみにします。

今日の大鍋は豚汁。
とても美味しく出来たしウドンも入ってお腹いっぱい。
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夕飯を食べてもまだ時間があったので尾瀬研究見本園を散策。
一日中歩いて足が痛いので裸足になっての木道散歩で気持ち良かった~。

夜にはガスが出てきたので一旦寝たのですが「星が出ているよ、起きて」という声で
至仏山方向に散歩。
久ぁ~しぶりに満点の星空を眺めました。
ホタルも飛んでいて幻想的~
私のコンデジではその美しさは収めきれませんでした

ウバユリ、マルバダケブキ、イブキトラノオ
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この日の歩数は30919歩、ジオグラフィカ作動忘れてがっかり_| ̄|O
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テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

7月の弥彦山Ⅱ

弥彦山  634m  2018年7月12日(木)   単独

7月2日
この日は晴れが続いた日だったので道も花も私も乾ききっていました。
ウルシは紅葉始めているし、新しく咲いた花もクサボタンだけでちょっと寂しい。
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7月12日
八枚沢登山口10:45-山頂11:53~12:02-能登見平12:21-分岐13:01-登山口13:16

雨が続いた7/12にちょっと時間が出来たのでまだ7月だし・・・ということで行ってみました。
緑はどんどん濃くなってきています。
最初の急登を登りいつもの所はもう道が見えないくらいヤブ化しています。
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アオヤギソウは至る所に咲いていますしクルマユリが咲きだしました。
前回来た時クルマユリが咲いてない状態を見てクルマバハグマと間違えていました。
同じような葉っぱなんですもの。
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途中からガスってきてパラパラと雨も当たったのですが気にならないくらいです.
でもすぐの電波塔が見えません。
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この時期ナツツバキ(別名シャラノキ)の花がたくさん咲いていますが高い木の上なので写真が撮れず
落ちた花でごめんなさい。
隣は能登見平辺りにたくさん咲いていましたが名前が・・・・。※アカメガシワの花でした。
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この時期咲いている花です。
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可愛らしいネムノキの花がたくさん咲いていました。
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そしていつも「ふ~ん」と思って見ていた「望佐の梨」という看板の付いた木。
梨がなっていましたぁ~~ 初めて見るのでびっくり。・・・本当に梨がなるんだ・・・。
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そして6月に見ていたナシカズラ・・・サルナシの仲間というけどサルナシなのかな?
順調に大きくなってきていますがまだ固いですよ。
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テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

月山はいつも花盛り

月山 1984m   2018年7月9日(月)   単独

姥ヶ沢駐車場8:28-リフト上駅8:54-姥ヶ岳9:15-金姥9:33-牛首9:54-延命地蔵様10:25
-山頂広場10:32(三角点~お昼~下山開始)11:25-牛首11:53-登山口13:02-駐車場13:09

7月に入って雨続き。
本当はこのメモリアルデーには早池峰山に行きたいと思っていましたがどう考えても距離が・・・
晴れマークも出たし開山祭にも行っていないし、で今年は月山で楽しむことにします。

この時期は雪渓がまだたくさん残っているので登山道はほとんど雪の下。
なので花を楽しむため登りはリフトで姥ヶ岳経由で。
下りは雪渓を滑って転がって楽しく下山の計画で

青空の下協力金¥200払ってリフトで登りますが満開のニッコウキスゲを見ながら進みます。
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リフト上駅に着いても青空~、でも雪が無くて姥ヶ岳に直登出来ません。
初めて登った2012年はスキーヤーもたくさんいたし上駅からすぐ雪だったのでスキーヤーの
邪魔にならないように姥ヶ岳まで直登だったけど温暖化?

それでも少し行った所からは雪渓の登り。
結構急でアイゼン忘れたのは失敗でしたがキックステップで慎重に。
置いて有るロープは案内の為なので掴んで登ってはいけません。
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すぐ姥ヶ岳ですが今はニッコウキスゲが見渡す限りの満開で迎えてくれます。
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姥ヶ岳山頂は木道でぐるっと散策できますが本当にお花がいっぱい。
ミヤマウスユキソウ、ヨツバシオガマ、ノギラン、チングルマ、イワカガミ等々
ここに載せきれないくらいたくさん咲いています。
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少し行くとシャクナゲが一面に・・・もうカメラを仕舞う暇がありません。
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大きいカメラと長い三脚を持った方々もいてちょっと歩いてはカメラを覗いてまたちょっと歩いて
又覗いて,山頂には行くみたいですがなかなか進んでいかないようです。

今年はコバイケソウの当たり年。本当にたくさん咲いています。
ミヤマキンバイも本当にきれいです。
ヒナザクラも目いっぱい開いています。
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延命地蔵さまと鍛冶稲荷さまです。
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そこを過ぎるとすぐ山頂広場・・・山頂に来るとガスという私のお約束
何にも見えません、三角点に行っても鳥海山の影も形も

今回で丁度10回目の月山ですが今まで一度も鳥海山が見えたことが無い。
今日こそ神様から鳥海山が見えるプレゼントがあると思ったのですが信心が足りませんでした。
美しい鳥海山を見るまで月山詣をしたいと思います。
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登りで見た花々。
さすがに9日だとクロユリは終わりですが今年はネズミの食害でクロユリ自体が少なかったようです。

アオノツガザクラ、シャクナゲ、ハクサンフウロ、ウラジロヨウラク、ハクサンイチゲ、終わりのクロユリ
ウサギギク、ミヤマリンドウ、アオヤギソウ、ヨツバシオガマ、マルバシモツケ、ニッコウキスゲ
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私のお気に入りは肘折方向に進んだ所にある大岩の上。
いつもここでお昼を食べます。
少し前だったら一面ハクサンイチゲのお花畑なのですが今はチングルマの綿毛がなびいていました。
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青空で有れば素晴らしいなぁと思いますが、今はコバイケソウが見事です。
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下山は牛首から登山道を下りますがかなり雪渓が残っていて
アイゼン忘れたので急な所を尻せードしてみましたが雪が固くてお尻が痛かった(^^;

そして分岐の案内板が雪で隠れていて、ロープは右の木道へ案内していますが
右はリフト乗り場への道、左に進みます。
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こちらはほとんどが木道で登り返しも無く気持ちよく進みますが渡渉個所がいくつかあります。
水も豊富で美味しいお宝清水ではペットボトルの水は全部入れ替え。
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水場にはリュウキンカがたくさん咲いていたしオタカラコウも咲く準備をしていました。
ノウゴウイチゴかな、早く赤い実にならないかな。
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下山を同じリフトにすると姥ヶ岳への登り返しがあるし姥ヶ岳の雪渓を下るのは結構怖い。
登山道は雪渓転がれるし全部下りなのでこちらを下山に使うのはおススメです。

本日の距離:10.4km 時間4時間42分(休憩込) 歩数:19000歩

テーマ : 登山
ジャンル : 趣味・実用

護摩堂山・雨のはずが・・・

護摩堂山  274m  2018年7月8日(日)  夫&さあこ

登山口10:59-護摩堂城址11:40-あじさい茶屋11:53~12:28-登山口13:00

今日も雨予報だったので護摩堂山に行ったら雨はどこに行ったの~
雨の後のチョー蒸し暑い感じの中登ります。
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茶屋の前の斜面です。
昨年は早すぎたけどピーク過ぎた感じですが満開です。
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昨年は寒くておでんを頂きましたが今年は暑くてトコロテンを頂きます。
冷たくて美味しかった~・・・かき氷も良かったかな(^^;
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茶屋の裏の斜面を見せてもらいます。
ノカンゾウが異質ですが紫陽花の中で花開いていました。
ノカンゾウの下の花は「梅花甘茶」という紫陽花だそうです。
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この斜面は茶屋のおじさまが管理されていて色とりどりの紫陽花が咲いています。
紫陽花のほかにもおじさまの趣味で色んな花が植えられています。
時期に来れば黄色いカタクリや節分草も咲いているらしいので早春に来て見たいと思います。
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昨年1輪しか咲いていなかったヤマユリ?が下山時たくさん咲いていました。
案内板にはササユリ(ヒメサユリ)と書いてありましたが、どう見ても違いますよね
ヒメサユリは時期が違うので終わったのかなぁ?
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完了・一切経山~東大巓

一切経山・東大巓  1948.8m・1927m  2018年7月2日(月)  単独

浄土平4:59-酸ヶ平避難小屋5:36-一切経山6:04-家形山6:44-物見岩分岐(家形)7:02
-烏帽子山8:12-昭元山8:55-東大巓分岐9:46-東大巓10:01-東大巓分岐10:17
-谷内平湿原12:05-谷内平避難小屋12:18~12:25-姥地蔵13:51-浄土平14:36

昨年東大巓コースのチェック不足で家形から一切経山へ登り返した。
家形山の山頂はあの場所で良いとは思うけど杭があるらしい・・・見ていない。
秋に登った時、谷内平に行こうと思ったのに分岐を見落として行かなかった。

この心残りを解消するために行ってきました。

今日も青空の下ご機嫌よろしく蒸気を噴出しています。
でも浄土平に着いた時全体に朝もやがかかってしっとりしている・・・。
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登山道に入ると前日も晴れていたはずなのに尋常じゃない朝露。
でもこの辺りは登山道広いので気にならずたくさんのお花を見ながら登ります。

シャクナゲ、イワオトギリ、イワオトギリアップ、ゴゼンタチバナ。
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イソツツジ、マルバシモツケ、ツマトリソウ、ハイマツ、ミツバオウレン、マイヅルソウ、コケモモ、クロマメノキ
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花を見ながら2人とスライド、5人追い越してあっという間に山頂です。
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風も無く爽やかですが丁度五色沼の上にある厚い雲が動かず
今日一日は青い瞳にはならなかったんじゃないかな

ここから約8時間、誰にも会わずびしょ濡れになりながら黙々と歩きます
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ミネヤナギ、綿がポワポワ。
このマルバシモツケの水滴、これからの藪全体に付いていて帰ろうかと思う位でした。
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下に行くにつれてヤブヤブで水滴びっしり、靴もズボンも腕もびしょぬれ。
ストックで叩いても無駄、ソロリソロリと進むほかありません。
完全に晴れなので雨具は置いて来てしまいましたが雨ズボンがあればもう少し早く進めたのに失敗です。
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家形山山頂(三角点がある場所)とここから見る魔女の瞳。やはりすっきりしません。
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藪に濡れながら物見岩分岐・・・この暗い所に家形山の杭がありましたが
確かに家形山山頂とは書いてないが紛らわしい。
この杭に山頂の文字を入れて三角点のある所に置いてほしい。
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これからずっと荒れた道が続きます。
乗り越えられないくらいの高さの倒木がたくさんあり下をくぐるのですが、
下がドロドロで膝も手も置けずかなり苦しい体勢でくぐります。
そしてずっとずっと暗く何も見えない森の中。
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兵子(ひよっこ)分岐を過ぎニセ烏帽子山を過ぎやっと少し見渡せる烏帽子山に着きました。
横にも綺麗な道があって迷いましたがGPSを見れば真っ直ぐ、この岩の道を下ります。
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またまた延々と暗い樹林帯の中を歩きお腹が減ったので眺望全く無い昭元山でおやつタイム。
誰にも会わないし延々暗いし花もゴゼンタチバナとマイヅルソウとハリブキ、ミツバオウレンだけ
びしょ濡れだしカメラも湿気でくもり、何で来ちゃったんだろうなと後悔しながら歩いていると。
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パッと開けてきました
木道が出てきてコバイケソウがたくさん咲いてピンクのシャクナゲも咲き誇っている。
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東大巓分岐を過ぎるとチングルマに会えました
飯豊では終わりだったから嬉しい。
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今まで暗い森ばかりだったので開放感ハンパないやっぱり来て良かった。
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ワタスゲは濡れてみすぼらしかったけど気持ち良い~~
進むと 東大巓 とあったので行くと・・・やっぱりここも藪の中の山頂。
西吾妻山も藪の中だったし・・・なんで
ここで休憩という気にならないので帰ります。
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分岐に戻りドロドログチャグチャヤブヤブの道を通って谷内平に向かいます。
この時間になると朝露も無くなりヤブでも平気

シナノキンバイ、下の白い花はハタザオかなと思ったけど確定できませんでした。
イワイチョウ、真っ赤なガクウラジロヨウラク、カラマツソウ。モミジカラマツはまだ皆蕾でした。
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そしてこのコースは渡渉がたくさん。
何度かクリヤして来たけどここでついにバランス崩してドボンジャブジャブ
足が疲れているのに水の中の石を見極めてリズム良くジャンプ・・・出来ませんでした。
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谷内平湿原に到着~ワタスゲしかないけど、ひろぉ~い
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東大巓と違って標高が低いのか木道に上がると太陽の熱が痛いくらい。
とても谷内平の途中でお昼が出来なかったので避難小屋まで進みます。

中に入るととても綺麗に整理してありお一人のザックが有りましたが
外の整備して下さっているのでしょうか帰ってこないので一人でお昼を頂きます。
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ここからも露は無いのですが延々と樹林帯の登り。
道は泥池が続きついに1ヶ所、乾いていると思って足を置くとズブズブ~ドロドロ~

谷内平避難小屋が標高1485m、姥ヶ原の木道合流地点が1778m。
渡渉したり泥道に落ちたり暗い道をひたすら標高差300mほどを1時間半、登り返します。
姥地蔵さま(微妙な離れ具合)が見えたら姥ヶ原はすぐそこ。
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樹林帯を抜けましたぁ~。空が広~い気持ち良い。
暫く歩いているとやっと他の登山者とスライド、寂しかったよ~。
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ルンルンと浄土平に向かって歩きます。
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今回は登らなかったけど途中から見えた吾妻小富士。

今までの心残りは無くなり、これにて一切経山完了
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本日の距離 19km 時間 9時間37分 歩数 38000歩
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テーマ : 登山
ジャンル : 趣味・実用

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