青空を待った・倉手山

倉手山  952.5m  2019年5月29日(水)  RN&さあこ

登山口8:29-山頂10:14~11:34-登山口13:01

倉手山に登ると言うのは倉手山に登るのが目的ではなくて飯豊連峰を見るための山だと思っています。
だから晴れていないと難しいのです。

GWからずっと晴れが続いてチャンスはたくさんあったのですがRNさんとなかなか休みが合わない。
やっと休みが合ったのに前日は雨、この日も朝方は雨でお昼頃から晴れるでしょうと言う微妙な予報
いつもより遅い待ち合わせで出発しましたが途中からずっと雨で
梅花皮荘に着いても降ったりやんだり・・・取りあえずトイレを借りて登山口に向かいます。

駐車場には車が1台ありお二人が出発の準備をしていました。
その方たちの後に行くことにしてゆっくり支度して出発しましたが最初から急登でヒィ~
その上すぐ追い越してしまいました。
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昨年より若干早いのかサラサドウダンやシャクナゲも元気に咲いていました。
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青空が出てきてテンションあがる最後の登り。
でもお天気回復するのはお昼頃なので早く登ってもガスで見えないと思い
花や風景を楽しみゆっくりゆっくり登りました。
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ヤマツツジがとってもきれいですしこの変わった花?ヤマグルマがたくさん咲いていました。
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山頂~・・・迫力には感動するけど・・・
少しは明るい所も見えますが暗いよ~、小雨も降ってきて寒いよ~、ブヨが凄いよ~・゚・(ノД`;)・゚・
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一人だったら速攻逃げ帰るけど頼もしいRNさんがいたのでお話をしたりお昼を食べたりして
1時間くらいしたらピークは見えないけど青空が広がってきたので記念撮影のやり直し
青空ってホントに偉大ね
この写真では良く見えないけど肉眼では梅花皮の滝が良く見えました。

最初に追い越した方たちは雨の山頂に来てすぐ下山して行きました、青空見られなくて残念。
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下山途中には登りの時ガスって見られなかった杁差岳と鉾立峰がキレイに見えました。
二王子岳から見るのとは逆ですね。
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又もう少し下ると登り時に見られなかった朝日連峰~

充分満足して下山したら広い駐車場には私の車が1台だけ。
後は飯豊の登山道整備の方たちの車だけでした。
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この後梅花皮荘でお風呂。2階のお風呂から飯豊連峰を眺めながら熱くて気持ち良い~
(13:30からお湯が止まると言われ焦りましたが(^^;)
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袴腰山・急いては事を仕損じる

袴腰山  526m       2019年5月26日(日)  単独

長禅寺駐車場8:07-高城城跡9:00-袴腰山9:35~9:50-八木鼻10:29
-先端10:32-分岐10:38-八木神社10:46-駐車場11:15

袴腰山はいつもピストンでしたがヒメサユリ祭りの週末は八木神社から長禅寺まで無料の
シャトルバスが出ていると聞き、八木神社ルートは通ったことが無かったので行ってみました。
その上、26日は9時から先着100名におにぎりサービスこの二つを目的に行きます。
そしてヒメサユリと聞くと父を思い出すので仏壇参りも兼ねて。

3年前の日曜日は駐車場で大変な思いをしたのでちょっと早く行ってみました。
先週が一番の人出だったらしく今年は余裕がありました・・・が早く着き過ぎた。
トイレに行ったり販売の方を見たりしていたけど
私の「気が短くてせっかち」な性格ではおにぎりサービスまで1時間も待っていられない。

出発しまぁ~す( ̄0 ̄)/ オォー!!
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鉄塔の辺りに来るとヒメサユリ満開です。
昨年は終わった感じでしたが今年は元気良いです。
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最初の見晴らしの所に「高城地蔵尊」が出来ていました・・・。
最後の坂を登ると高城城跡。
休んでいる人が少ないので皆さん袴腰に行ったのかな?
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袴腰までの途中にあったこの木の実は調べてもちょっと分からないので後で調べます。
判る方がいたら教えてくださいませ~m(_ _)m
※お名前を記せないのが残念ですが教えていただきました。
『ホナガクマヤナギ』だそうです。ありがとうございました。

ヤマツツジが満開の登山道を進んで山頂もヤマツツジが満開。
そしてここ山頂にはたくさんの方が休んでいらして座る所も無いくらい。
山頂の鐘も混みこみで撮れなかった。
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粟ヶ岳が見える所の日陰が空いていたのでコーヒータイム
粟ヶ岳は雪が無くなりましたね。 今年はまだ登っていないな~。
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八木神社への道はものすごい急登 
ロープもあるけど無い所は滑る滑る。下りが苦手な私は次回こちらを登りに。
守門を見ながら進み気持ちが良いです。
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ここが八木鼻の山頂らしいです。
そして道があったので進んだら行き止まりのロープ、垂直の崖ですからこれ以上は絶対行かないで。

子供のころからこの下を通って学校に行っていたけど中学の頃1回だけ八木鼻に
登ったことがある気がするけど登ったと言うこと意外は何も覚えていない(^^;
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目を下に向けるといい湯らていが良く見えます。
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左を見ると粟ヶ岳。
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前に目をやると守門岳。
結構良い場所ですね。
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ちょっと戻って分岐を八木神社に向けて下ります。
10分くらいで八木神社に着きました。

シャトルバス乗り場は・・・良く見たら八木神社から長禅寺までのバスは11:15分出発か~・・・
30分待つかなと石に腰かけてもう一度良く見たら11:15分出発は道の駅「漢学の里」_| ̄|O
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はぁ~・・・気が短い私は長禅寺まで2キロくらいの舗装道路を歩きました。

道の駅から見た八木鼻ですが先端はどのへんなんでしょうね。
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本日の距離:8km 時間:休憩込3時間8分 歩数:16000歩

今日の目的はおにぎりを貰ってシャトルバスに乗る  性格が災いして目的達せられず
今日の教訓=急いては事を仕損じる、と言うよりは慌てる何とかは貰いが~の方が合っているかも

この後実家に寄って仏壇のお参りをしました。
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安達太良鉄山箕輪

安達太良山・鉄山・箕輪山 1700m・1709.3m・1718.8m 2019年5月23日(木) 単独

沼尻登山口4:59-船明神6:49-沼尻合流7:10-安達太良山7:21~7:31-鉄山8:07~8:31
-鉄山小屋8:40-箕輪山9:11~9:19-鉄山小屋9:48-胎内岩10:17-沼尻鉱山跡11:12
-白糸の滝11:33-登山口11:36

落ち込んだ時は私の大好きな荒涼とした山を歩いてみたくなり沼の平を回る安達太良山に行ってみます。
奥岳から登れば薬師岳から初めて本当の空が見えると思うけど今回は諦めます。
一昨年は奥岳から登ったので沼尻からは3年ぶりの登山口です。
結構早かったけど広い駐車場には1台だけ車がありました。
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登山口入った所に登山届ポストがあるので記入して出発します。
5分くらいで第一の展望台から白糸の滝を見ますが朝早すぎてまだ暗い。
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コブシの花が咲きなだらかな登山道を進みこんな木のトンネルを抜けると
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沼尻鉱山跡が左眼下に見えます、後で行くよ~。
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安達太良は花の山ですがチョーッと早かったみたいでみんな蕾です。
マイヅルソウ、ミネザクラ、ツクバネソウ・・・足踏みしたいくらいもうチョットです。
イワナシは終わり頃でツバメオモトか安達太良に多いオノエランか迷う花がやっと1輪咲いていました。
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1時間ちょっとで沼の平が見え始めテンション上がりワクワクで進みます。
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いつもの池にはまだ雪が残っていたので真ん中を歩きました。
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暫く登ると船明神様に着きますが、あれ?祠がこんなに下じゃなかったよね?と上に登って見ると
祠らしき残骸がありましたので新しくしたのかな(-m-)” パンパン
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縦走路と合流して右側に進み安達太良山です(いつものようにこの杭で到着、この杭で帰りとします)
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後ろの出っ張った山頂に登り久しぶりの記念撮影~
くるっとまわって縦走路に向かいます、又来ま~す。
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ずっと沼の平を見ながら火口縁を歩きますが一番見たかった馬の背からの風景。
奥に見えるのは秋元湖かな。
この風景は本当に美しい、どうしたらこんな色の石や岩になるんだろう。

ずっと見ていたい・・・。
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右下にはくろがね小屋、目の前には鉄山の壁。
ここまで寒いくらいの風が吹いていて汗は全然かかなかったけど
ここの登りは風よけになって暑い、ここでやっと汗をかきました。
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登りでも沼の平から眼を離せません。
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鉄山の先頭に着き、さすがにお腹が減ったので朝でもない昼でもないけどゆっくりご飯タイム。
やっぱり沼の平を見ながら。
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そして鉄山避難小屋に進んで・・・時間早いね~まだ9時前なので
いつも見るだけだった箕輪山に行ってみることにしました。
なだらかな山容で写真を撮らなかったのは痛恨のミス
      ※この箕輪山の写真は秋に登った時鉄山小屋から撮った画像です。
1時間くらいかかるかな~と思ったけど30分で箕輪山山頂。
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そこから見える吾妻連峰・・・なんか見たことがある山が見えます。
もしかしてあの特徴ある山は吾妻小富士?その後ろは一切経山!で手前が東吾妻山?
この横には西吾妻も連なっていました。
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避難小屋に戻って周回しますがすぐ懐かしくかわいらしい「石楠花の塔」が迎えてくれました。
鉄山まではコケモモの花がたくさん咲いていましたがこちらはミネズオウがたくさん咲いています。
と言うか、ミネズオウしか咲いていませんでした。私の好きなイソツツジもまだ蕾。
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高度感たっぷりの風景を堪能して
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胎内岩くぐりです。
ここを抜けてもステップの無い崖があったり危ないので暫くは慎重に歩きましょう。
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ザレた道が続きこの辺りはへつりになっているので滑らないようにしましょう。
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鉄山から流れる水なので石が赤いです。緑の苔と赤い石で美しい。
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鉱山跡、湯花採取場です。
秋の寒い時期に来ると湯気が一面に立ちあがってキレイですよ。
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熱いお湯がパイプラインを通ってふもとの温泉に行くのかな。
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明るい時間に見る白糸の滝はキレイ。
ここから駐車場まですぐです。駐車場から見ると立ち入り禁止の立て札があるんですが(^^;
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本日の距離: 13.9km 時間: 6時間38分 歩数: 28000歩
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テーマ : 登山
ジャンル : 趣味・実用

弥彦山・ゆっくり観察

弥彦山  634m  2019年5月17日(金)   単独

八枚沢登山口5:38-山頂7:13~7:38-能登見平8:22-分岐9:02-登山口9:25

新潟はGWからずっと良いお天気です。
こんなに晴れが続くとは思わなかったので前回無理して行ったけど大丈夫でしたね。
でも今週は夫がいないので鶏の世話をしなくちゃいけなくて遠くに早出は出来ないのです。
家のクロちゃん(鶏)はデリケートなので(^^;

昨年や今までを考えると花を撮るために山に登っていたので陽が登ってから(陽が出ないと開花しない)
登っていたのですが弥彦の野鳥の先生のブログを見ると早朝に登っているんです。
時間だけ真似しても野鳥が見られるとは限りませんがクロちゃんの世話をしつつ
出来るだけ早い時間に行ってみます。

それでもこんなに遅くなったけどいつもより早い時間、清々しくて気持ちいいです。
花も開いているので、陽が出ないと開かないのは雪割草だけだったみたいです。
昨年5月に登った時と同じ花が咲いていますが昨年より一週間遅かったのに
花は若干早かったみたいで登りでフジの花は咲いていないしチゴユリやイカリソウなど残っていました、

下の白いのはアオダモと魚沼では実を塩漬けにして食べるウワミズザクラです。
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朝が早いと野鳥の声が響き渡っていましたが緑の葉が出てきて野鳥を見ることが出来ませんでした。
でものんびり耳をすませたり探したりと1時間半もかかって山頂です。
誰もいないのでコーヒーで朝ご飯。

境内には植栽かな?オダマキがキレイです。楓も可愛い。
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裏参道に進むと登りでもありましたがトリガタハンショウヅルがたくさん咲いています。
そしてラショウモンカズラ。昨年はもう終わっていたので見られて良かった。
ユキザサとフジがやっと少し、隣はシオデらしいですが糸魚川でみんなで食べた山アスパラ?
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能登見平手前で聞こえた鳥の声に
帰って見たら前回見たホオジロでした。今日は草の上じゃなくて木の上なので凛々しい
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妻戸尾根にエビネが無くて寂しく来ましたが雨乞尾根に咲いていてホッとしました。
昨年同様こちらもホタルカズラがたくさん咲いていました。黒いのはアケビの花。
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秋に来た時赤い実がたくさん見られた雨乞尾根だったので春にはどんな花が咲くのか
見てみたいと思っていました。
でもあまりにも似た花が多くて迷いましたが・・・
左が花びら5枚の「ツリバナ」 右が花びら4枚の「マユミ」
秋に見た時マユミのピンクはすごく多かった。ツリバナはこんなに多くなかったような気がするけど・・・

今年もまた観察して行きたいと思います。
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阿賀・石戸から菱ヶ岳

菱ヶ岳  973.5m  2019年5月12日(日)  単独

石戸登山口8:20-野須張10:25-西山見晴どころ10:42-菱ヶ岳11:20~11:33
-西山見晴どころ12:04-野須張12:23-登山口13:52

昨日の疲れがばっちり残ってどうしようかなぁと思ったけど
ここまで晴れが続くと私の次の休みは雨のターンになっちゃう~
昨年野須張で会ったTJさんに教えてもらった石戸からどうしても登ってみたくて行ってみました。

今までR49で津川や福島に行く時、取上橋から見えるあの看板がいつも気になっていたんです。
ここから菱ヶ岳って想像がつきませんでしたが初めて左折してみました。
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石戸集落で道が判らなくなり地元の方に聞いてやっと登山口にたどり着きました。
この道は通行止めロープが張ってあり道の膨らんだ所に4台くらい止められます。

先行者がいた~・・・ホッとしてロープの横に登山道がありますので入ります。
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5分もしない内に分岐があり右に行くと大山神社があり中に登山届カードがあります。
熊が怖いので十分お参りしてさっきの分岐を左に行きます。
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登山道脇にはワラビがたくさん出ていました。コシアブラは皆大きくなって残念です。
土から出る花は終わって木に咲く花になりました。
ふもとにはシャガやフジがきれいでしたがヤマツツジ、タニウツギ、ウゴツクバネウツギが満開。
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綺麗な登山道で迷う所は無し。
暗い木の下を歩いたり開けて明るい所を歩いたりかなりアップダウンがあります。
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宝珠山から登った時の爽快感は無く、疲れ果てて野須張です。
晴れが続いたためか飯豊も霞んではっきりしませんが前回歩きたかった縦走路に進みます。
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こちらもかなりのアップダウンを経てTJさんお勧めの「西山見晴どころ」に着きました。
今までの疲れも吹っ飛ぶ美しさです。
これは菱ヶ岳方面、最後の登りがきつそうだな~と眺めます。
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こちらは遮るもののない飯豊連峰。
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もうチョット空気が澄んでいる時期だったらとも思いましたがいつまでも眺めていられます。
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最後の登り、ゼーハーゼーハーで菱ヶ岳山頂に着きましたぁ
一週間前の残雪はすっかり無くなってブヨが大群で迎えてくれました

疲れたのでブヨに囲まれてそそくさと栄養補給して速攻戻ります。
皆さん五頭山までピストンの方が多いですが私は今日はここまで。

快適に縦走路を戻り最後は野須張への登り返し
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朝と比べて霞が取れた感じがします。
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下りは目線が上から下なので朝見なかった花も目に入ります。
ムシカリのようですが花びらがピンクで可愛い。
ユキグニミツバツツジやナナカマド、コブシ、ムシカリ、クロモジ?
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ここも下に来ると新緑が気持ち良い。
ワラビを取りつつ落ち葉に滑りながら下山します。

登山口から1時間半ほどの所に水場があり帰りに寄ろうと思ったのですが
水もたくさん用意してあったので寄らない選択をしたのはちょっと残念でした。
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昨日は収穫なしでしたが本日は山の恵みを頂いてきました。このくらいが丁度良い。

本日の距離:10km  時間5時間32分  歩数:21000歩
今回疲れが取れないまま登ったのでそう思うのか、野須張までは宝珠山からの方が
30分ほど長いけど気分的にはそっちが好きかも?
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残雪の巻機山

巻機山1967m 牛ヶ岳1962m 割引岳1931m 2019年5月11日(土) 単独

桜坂駐車場7:14ーニセ巻機9:44-避難小屋9:49-御機屋10:16-巻機山10:27
-牛ヶ岳10:45~11:18-巻機山11:34-御機屋11:41-割引岳11:58-御機屋12:16
-ニセ巻機12:33-桜坂駐車場13:52

この日は山仲間と倉手山に登って飯豊連峰を見る予定だったけど風邪をひいたと言うので
倉手山はまた今度に。
でもお天気がもったいないので雪たっぷりの巻機山に行ってみます。

桜坂駐車場に来てみれば車は6台くらい、そしてトイレはまだ鍵がかかっていて使えません。
暫くは夏道に乗ったり雪に乗ったりしながら5合目まで樹林帯の中を登ります。
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五合目半ばからはほとんど雪の上です。
この夏道の横に素晴らしいぶな林が広がっているのですが登りはちゃんと登山道歩きましたが
下りでまたやっちゃいました(^^;
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上部のブナ林をひたすら登ってフッと前を見たら大きな黒い物体が・・・熊ぁ~
良く見たらカモシカがじ~っとこちらを観察していました。米山の時のように微動だにしません。
私も動かないで見つめていましたが暫くしてブナ林の向こうに消えて行きました。
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本当にブナ林の中を好きに歩けるのは気持ち良いですがこの時期の残雪はトレースが判りません。
気をつけて歩かないとコースを外れてしまいます。
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ブナ林を抜けて振り返ると谷川連峰や苗場方面が美しい。
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ニセ巻機が見えてきました。
6合目辺りでチェーンスパイクを付けたのですがせめて簡易アイゼンにした方が良かったかも。
急斜面は冒険できず夏道が出ていたら迷わずそちらに入ります。
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所々雪も割れてきているので気をつけて。
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ニセ巻機を過ぎてすぐ避難小屋ですがまだ雪に埋もれて入れる状態ではありません。
ここから御機屋までは木も無く広~いスキー場のようで、登れども登れども御機屋は近づいてこない。
ここが一番疲れた
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そして上がったかなと思っても雪が深くて杭も見えない。

ここが御機屋・・・らしいです。
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御機屋から右に進んで10分ほどでケルンがあるだけの寂しい巻機山山頂です。
地図もここが山頂になっているし御機屋にある「巻機山頂」の杭がこっちにあったらなぁ。
これはこれで趣もありますが遠くから100名山目指して登り御機屋で帰ったら悔いが残ります。
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牛ヶ岳に到着し反対側の割引岳を見ます。
バテバテで疲れ果てたので草の上でゆっくり越後三山を見ながらお昼です。
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美しい
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下りはガンガン残雪の上を行きます。
巻機山頂ケルンもスルーして雪の上を進みます。
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疲れたので割引岳はパスしようと下ってきましたがいつの間にか向かっていて割引山頂です。
本日牛ヶ岳と割引岳に登ったのは3グループ4人だけでした。
勢いで来ただけだったので休まないで戻ります。
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御機屋からのだだっ広い急斜面、尻せードしたかったのにザラメのような雪が緩んで
10cmほど埋まってしまい歩くより何倍も時間がかかってしまったので諦めました

雪の上を靴で滑るのを「グリセード」って言うんですってね。
「靴スキー」だとばかり思っていました。
シリセードはグリセードに対して言うそうです・・・って知らないのは私だけ。

ブナ林に入ってからグリセード全開
かなり下ってGPS見たら登りとずれてる・・・阿寺山の失敗再びと思ったけど
左側に夏道があると思うしチョット左寄りに行けば5合目手前で合流できる・・・けど
そこまで雪があれば良いけど、と進んだら1mの藪こぎで夏道合流。
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楽しい雪遊びも終わり涼しい風の吹く新緑の道を下り駐車場です。
この滝は駐車場に入る橋の上から

ここの駐車料金は¥500ですがトイレもまだだし管理人さんもいませんでした。
いつからトイレが使えるようになるかわかりませんがそれまでは事前にコンビニなどで。
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本日の距離:13.6km  時間:6時間38分(内休憩44分)  歩数:27700歩
気を付けます
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五頭山はブヨの季節になりました

菱ヶ岳・五頭山 973.5m・912.5m  2019年5月4日(土) 単独

菱ヶ岳登山口6:53-菱山頂8:51-三叉路10:25-五頭山頂10:33-前一ノ峰10:46~11:08
三ノ峰小屋11:20-五ノ峰11:29-どんぐりの森P12:36-菱登山口12:45

前回イベントから帰って何となくムカムカするな~と思いながら寝たら夜中じゅう吐いて寝られない
GWって何?状態のサービス業。30日はもちろん仕事ですが寝不足と吐き気でふらふら。
頭が働かなくて失敗ばかりで立っていられなくなり3時間で早退。

医者に電話してもどこも7日からですとテープが流れるばかり
家族同じものを食べても私だけだったので胃腸炎じゃないかと思い、何年か前にもらった
薬があったのでそれを飲んで水分摂ってひたすらひたすら寝ました。

お陰で次の日から何とか仕事をこなしましたが、毎日毎日良いお天気。
皆さん遠くの山に行っているんだろうなぁ~と羨ましく思ってもまだ力が出ないし遠くは不安。

そこそこ頑張れて体力に合わせてルートが選べる菱ヶ岳から五頭山コースで行ってみます。
逆コースだとエスケープルートが無いので(本当にダメだったら菱ヶ岳ピストンで)

満開のユキグニミツバツツジと爽やかな風が吹く気持ちの良いぶな林を抜けて行きます。
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あれ?もう夏と言っても良いくらいなのに夏道にトラロープが張ってあります。
何か災害でもあったかな?と思いながら激急登の冬道をロープに掴まり登ります。
そして上の合流地点に来たらロープは張ってありません・・・通れたのかもね。
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青空が広がっています、ゆっくり行きましょう。
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ここまでの登山道、雪が溶けてドロドログチャグチャでしたが山頂近くなると雪に乗れました。
ふもとの緑が美しい~と振り返りながら進むと雪がほとんどない菱ヶ岳山頂です。
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菅名岳の方を見ると粟ヶ岳と後ろに守門岳が見えます・・・その後ろに白く見えるのは越後三山?
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五頭山の方を見ると蛇のように白く伸びる縦走路と真っ白い飯豊連峰です。
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残雪ギリギリ間に合いました・・・間に合ってないかな(^^;)
横に夏道が出ていても雪の上を歩きます
枝がバシバシ出ている所は大回りしても残雪を楽しみます。
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雪の上、雪の上~と歩いていたら危うく与平の頭から中ノ沢に行っちゃうところでした(^▽^;)

木のある所を歩いていると木が雪を跳ね上げて滑って転んだのが2回。
藪の穴に落ちたのが1回、結構楽しかったりします。
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三叉路過ぎて残雪の上でご飯を食べている方が何人か・・・山頂はいっぱいなのかな?と行ってみれば
誰もいません・・・がブヨ様がたくさんいらっしゃいました~

私も残雪の所で食べようとしましたが山頂から引き連れてきたみたいでもっと戻ります。
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前一ノ峰まで来たらたくさんの方がいて皆さんにブヨをおすそ分け
まとわりつきが少なくなったので菱ヶ岳を見ながらゆっくりします。
縦走路には歩いている方も見えます。

一ノ峰も休む所が無いくらい混みこみ。
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いつもの三ノ峰小屋、誰も中に入らないで暖かい外で休んでいます。

菱から五頭の山塊で咲いているのははほとんどがイワウチワ。
他にはユキグニミツバツツジ、マンサク、チゴユリ、スミレくらいでした。
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気分が良いので、と言うより三ノ峰コースは大渋滞なので五ノ峰を回ります
五ノ峰も大勢の方が休んでいますがこちらも続々とたくさんの方が登ってきます。

広い越後平野が雄大。
19050318.jpg

六合目・出湯と村杉との分岐点。
とにかく新芽の緑が美しい、見惚れます。

どんなに具合が悪くてもこの良い天気、出かけないともっと具合が悪くなるよね。
とにかく歩けて良かった、気分一新頑張ります。
が、ブヨの季節になると山でゆっくり出来ないですね
19050319.jpg

今が採れ時期のコシアブラ。歩きながらだったのでこれしか採れませんでしたが
はかまを取ってサッと茹で塩とゴマ油で和えコシアブラご飯にして美味しく頂きました。
19050320.jpg

本日の距離:12.3km 時間:5時間51分 歩数:25600歩

テーマ : 登山
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