雨飾山はお花畑

雨飾山 1963m  2021年7月31日(土)  EC&さあこ

キャンプ場P5:57-ブナ平6:53-荒菅沢7:30~7:39-笹平9:12-糸魚川分岐9:23
-山頂10:09~10:44-糸魚川分岐11:13-荒菅沢12:19-ブナ平12:48-登山口13:38

昨年からのECさんとの約束を紅葉真っ盛りの秋に抜け駆けしたので花の時期に決行。
先週あたりがちょうどいい時期かなと思ったけど土日月と休みだったのにワクチン接種後熱が出て
フラフラでどこにも行けず申し訳ない。1週間遅れましたが行ってきました。

ECさん運転してくださって5時半過ぎに到着、駐車場は7割くらい埋まっていました。
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最初は花があまりなくて申し訳なく思いながら樹林帯を進みます。
約中間地点、荒菅沢でちょっと休憩。
8年前の7/28に来た時は大きな雪渓が残っていたのに地球は暖かくなったのね。
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上部を見ると雪渓がちょっと残っていました。
その向こうに布団菱と呼ばれる尖がった岩山がありました。
風が気持ち良いです。
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川岸を見たら、懐かしい~~!ニリンソウがたくさん咲いていました。
サンカヨウはまだツボミ、フキノトウも出たばかりでした。川のそばにはミゾホウズキがたくさん。
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荒菅沢を過ぎると木は低くなり空が開けてきて花が徐々に咲いてきました。
青空の下のハナウドとシシウド。
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岩場になってくると白や黄色、ピンク、紫の花花花
イワオトギリソウ、ハクサンオミナエシ、タカネナデシコ、ウツボグサ、シモツケソウ。
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見渡す限りいろんな花。
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笹平に着きました、今までも花盛りでしたがここからはもっともっと花畑。
トウダイグサ、ハクサンフウロ、ミヤマココメグサ、この茶色い色からネバリノギランだと
思ってしまいましたがECさんが調べてくださいました。
ここまで開いているのはやはりノギランらしいですが緑と茶色があるのね。
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ここから山頂へはカメラがしまえないお花ロード。
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マルバダケブキとハクサンシャジン、私の好きなキバナノカワラマツバ。
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ここから見る山頂はそびえていますが高妻山と違ってずっとずっと花畑なので気持ち良く登れます。
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ギボウシ、初めて見るヤグルマソウの実、グンナイフウロ、イワツメクサ。
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ソバナ、クガイソウ、イワオウギ、もう咲いていたマツムシソウ。
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山頂はまだですが女神の横顔がまつげパッチリで見えたので(山頂ではガスでここで撮って良かった)
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何種類の花が咲いているのかな?わぁーという言葉しか出ません。
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双耳峰の山頂に上がって取り敢えず杭のある左側に行きます。
そこにもイブキジャコウソウとトモエシオガマ。
タカネツメクサかな?とササッと撮った花ですが帰って良く見たら花弁の点々がアケボノソウ?
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山頂です。
残念ながらアルプスも海谷三山も見えなかったけど風もなく気持ち良い山頂でお昼ご飯。
最近暑いので冷たいものが美味しいですね
凍らせてきた飲み物とスイカは必須 でも暖かいカップ麺は外せません。
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大きい鳥が飛んでいたので”カラスかな~?”なんて見ていたら
カラスで間違っていないけどホシガラスでした。
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”登りにここの写真撮ったよね?””撮っていたよ~”なんて何度撮っても飽きません。
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本当にお花の山頂からお別れです。
ここは女神の横顔のあごの辺りだね、なんて言いながら花の道を帰ります。
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登る時絶好のシャッターチャンスを逃してしまってがっかりしていましたが
下りでかろうじて撮れたヨツバヒヨドリに止まるアサギマダラ。
マイヅルソウは実になっていましたがこれから実が赤くなります。
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朝ちょっとだけ開いていたツルニンジン。帰りは開いていると良いねと行きましたが
期待通り開いていました。月山で見た以来です。

昨年の秋に登山口確認でドライブに来た時サルナシがたくさん採れたんですよね。
今年もたくさん実を付けています・・・採りに来たいな・・・紅葉の雨飾山再びも良いね。

ずっと花のこと、山のことなどおしゃべりしながら登ってくださってありがとうございました。
またよろしくお願いします。
本日の距離:8.3km  時間:7時間41分  歩数:20000歩
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※追記 
帰りに雨飾荘横の無料露天風呂に入ってきました。熱くて気持ち良かった
雨飾荘がコロナで大浴場が閉鎖されているということで次々と人が来て写真は撮れませんでした
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テーマ : 登山
ジャンル : 趣味・実用

やっと回れた蓮華の森遊歩道

蓮華の森遊歩道  2021年7月28日(水)  単独

蓮華温泉ロッヂ9:01-鉱山道分岐9:15-兵馬の平9:36-朝日岳分岐9:44-姫負峠9:56
-カモシカ分岐10:18-カモシカ展望台10:23~10:30-カモシカ分岐10:36-鉱山道合流10:54
-兵馬の平分岐11:17-ロッヂ11:37

24日17時にワクチン二回目接種後38.5°の熱が出て何も食べられず解熱剤二回飲んで
二日間寝て27日は仕事に行ったけど28日は山に行ける体力無いなぁ。

と考えていたら”こんな時しか行けない場所”蓮華の森遊歩道に行ってこよう。
新潟県森林浴の森100選の杭をキャンプ場、野天風呂全部、白池、大所集落など
くまなく探しても見つからない。
後はカモシカ展望台を回る遊歩道だけだな、と思いつつ蓮華温泉まで来て
白馬岳や朝日岳に登らないなんてもったいない。でも白馬に登って下山してから回る気力は無い

ということでドライブがてら遊歩道の杭探しに行ってみました。

平日でも暗い内から車がいっぱいなイメージの駐車場ですが閑散としていました(帰ってきてもこんな)
登山者でにぎわうのは朝5時ころ、こんな遅い時間なので誰もいなくてロッヂでは掃除の時間でした。
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キャンプ場に向かって進むといつものヤマアジサイだね~なんて見ていたら
隣にきれいなピンクのヤマアジサイが。並ぶときれいね。
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たくさん出ていたギンリョウソウは終わりで、みんなこんな目玉小僧になっていました。
鉱山道と兵馬の平の分岐に来ましたので右に進みます。
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ずっときれいな木道が続いていますが雨の後なのか濡れていて
尾瀬の悪夢再びにならないように慎重に歩きます。
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ずっと樹林帯が続いていましたが明るい空が見渡せる兵馬の平湿原に入ります。
草がちょっと繁殖しすぎて尾瀬や小松原、田代山、苗場のような湿原ではないです。

草刈りの整備をしてくださっている方です。
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兵馬の平にはキンコウカ、オタカラコウ、ミヤマタムラソウかな?、オニシモツケなどたくさん咲いています。
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一番多かったのはギボウシとシモツケソウとオタカラコウ、オニシモツケでした。
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朝日岳への分岐です。
いつも元気にここから進むか疲れ切ってここにたどり着くかの場所ですが
今日は初めて左側「自然遊歩道」に進みます。

歩く人がいるのかな、道があるのかなと不安でしたがしっかり整備されていました。
ここはギボシ平。これでもかとギボウシが咲いています。
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今まででも所々に咲いていたタマガワホトトギス、ここには群生していました。
「姫負峠」?お姫様はこの峠を越えられなかったのかな?
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姫負峠を上がると足の松尾根に負けない木の根っこ!凄い芸術的!
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松や杉じゃないですよね、あまりの巨木に見とれて葉を確認しませんでした。シラビソ?
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進んで行ったらつぼみだったけどこの姿は、バイケイソウ!
奥にちょっとだけ咲いた個体がありました。調べたら緑色はミヤマバイケイソウとのことです。
尾瀬で見たのはバイケイソウ、栂海新道やここで見たのはミヤマバイケイソウ。美しいです。
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カモシカ展望台への分岐です、かなり下るみたいですが5分と書いてあるので行ってみます。
この看板があるところよりまだ進めるようなので最後まで行ってみます。
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晴れていれば絶景が見えるはずなのですが上は全く見えず、残念です。
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突き当りは岩場になっていましたが色々咲いていました。
キバナノカワラマツバ、シナノナデシコ、コメツツジ、何かなと思ったらハクサンサイコの実、ウメバチソウ。
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カモシカ分岐に戻って進みますが暗い中にもカニコウモリのツボミ、花のいっぱい付いたソバナ
ハクサンオミナエシ、ホツツジ。
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巨木,奇木はまだまだ続きます。もう何が何だか(^^;
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やっと鉱山道への道と合流しました。
ここはもうすぐ蓮華温泉だ~と元気になるところです。こっちから白馬岳に行った事は無い。
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蓮華温泉ロッヂに着いたらウバユリが斜面に直接咲いています。
驚いてよく見たら、刈られていてそれでも頑張って咲いている状態。来年も咲けるのかな?

もう咲いていたマツムシソウにはたくさんの蝶々かお食事中。
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本日の距離:5.5km 時間:2時間36分 歩数:12000歩

花を見たり木を見たり空を見たりのほかに杭を一生懸命に探したのですが見つけられませんでした。
もうこんな贅沢な時間を使ったドライブは出来ないと思うので蓮華の森の杭はあきらめます。
誰か見つけないかなぁ~、よろしくっ
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テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

ユリが美しい早朝の角田山

角田山 481.7m  2021年7月24日(土)  単独

灯台駐車場6:12-山頂7:42-観音堂7:49~8:07-山頂8:14-渡渉8:59-駐車場9:32

お休みの土曜日だけど夕方からワクチン2回目だからキツイ山には行けないので
2ヶ月くらいご無沙汰の角田山に、暑いので朝早くに。
でも暗い内だと花がきれいじゃないので結局こんな時間で太陽サンサン
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半官隠しを通り抜けたら釣りの方がたくさんいたので駐車場の車は釣りと登山の方で半々。

ハマボッスもマンネングサも終わっていました
秋を感じる花がどんどん咲いています。
コマツナギ、ホタルブクロ、クズ、カセンソウ、ヤブラン、オニドコロ、アキカラマツソウ
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ハクサンシャジンが凛と海に向かって咲いていました。
最初の登りですが藪が凄いです、上の笹ロードが心配。
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まだ6時半なので海岸線は海水浴客じゃなくて釣り人が竿を投げています。
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岩場を過ぎるとヤマユリが凄いです。
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登山道両側これでもかと咲いています。
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山頂に近くなるとヤマユリは姿を消してクルマユリがたくさん咲いていました。
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心配していた笹の所はきれいに刈ってくださっていました。ありがとうございます。
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山頂に着いた時ふと「観音堂からの風景が前の木が大きくなって見えない」とのことで
良く見えるように木を切ってくれたと聞いたので見に行ってみることにしました。

柵から前の木が切ってあって西蒲の街が良く見えます。
今日は晴れていても霞がかかって山が見えなくて残念。
椅子がたくさん空いていたのでスープと果物でまったり
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山頂に戻ってぶらぶらしていたら、最高にきれいなタマゴタケが
隣に大きくなったキノコがありましたが根元にツボがあったのでこちらもタマゴタケですよね。
良く知らないキノコは採らないと決めているので見るだけですがきれいですね。
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今日のもう一つの目的はいつものコースのヤマシャクヤクの実が割れているか・・・。
あの実がキモ可愛いのですが昨年は見られたけど遅かった、今回はまだ割れていなくて残念。
コチラのコースもヤマユリがたくさん咲いています。
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途中で地主さんに会って「あそこに見える花の名前知ってる?」と聞かれ行ってみても初めて見る?
山の中にたくさん自生していたんだけどイノシシに食べられて絶滅寸前だったので
皆が通るところに移植した「クサアジサイ」という花だそうです。終わりころだったのでまた来年の楽しみ。
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林道に咲いて居た花です。ヒメヒオウギズイセン、キツネノボタン、ハグロソウ、ツユクサ。
ツユクサを見たらもうすぐ秋になる~と悲しくなる花です。
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カラスウリの花が咲いているわ~と見ていたら横にはもう実が出来ていました。
鳥も食べないカラスウリと言われるみたいなので食用にはならないんでしょうね。

駐車場に帰ってきたら満車!
今度は釣り客じゃなくて海水浴の方たちでいっぱい、子供たちのワーワーキャーキャーが楽しいですね。
涼しい内に回れたので速攻帰って昼寝をしてお医者様へ向かいました。

本日の距離:7km 時間:3時間20分 歩数:14000歩
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テーマ : 登山
ジャンル : 趣味・実用

落ち込みの高妻山

高妻山 2353m  2021年7月19日(月)  単独

戸隠キャンプ場入口6:19-弥勒尾根コース分岐6:40-一不動8:07-五地蔵山9:16
-九勢至10:09-十阿弥陀11:10-山頂11:15~11:43-六弥勒13:09-牧場14:39
-戸隠キャンプ場入口15:02

2016年の6月に戸隠山から縦走した時、高妻山で足が攣り全面ガスで何も見えず
目の前に見えていたのはおびただしい数のブヨの真っ黒な思い出だけ。
取り敢えず山頂踏んだから二度と来ないと思っていたけど思い出があれだけじゃ・・・と意を決して。

戸隠キャンプ場前に広い無料駐車場があるのでそこに止めます。
休日から平日に変わった今日19日、車は少ないです。
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戸隠キャンプ場ゲートから入り案内に従って進むと牧場入口になり横に登山届があります。
詳しい地図も引き出しに入っていますので私は帰りにもらいました。
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目の前には雲一つない戸隠山を見ながら進みます。山頂での眺望が楽しみ
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しばらく進むと一不動に上がる道と弥勒尾根の分岐があります。
下りは弥勒尾根の予定なので登りは初めての沢のコースを行きます。

このゲートから柵の無い牧場内を歩くので皆さん牛が邪魔してとか言っていたので
牛の機嫌を損ねないように赤いTシャツをやめて黄色いTシャツにしたのに牛が一頭もいません。
いたらいたで怖いけどいないとちょっと寂しい。
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ゲートを過ぎると本格的な登山道になりますが渡渉、渡渉の登りです。
最初のここだけ橋が架かっていました。
沢の横にはオニシモツケがずーっと咲いていました。
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こんなところをいくつ渡ったか覚えていませんが道も川になっている所がたくさんありました。
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帯滝は滑ったら気持ちよさそうだなぁ~なんて思いながら横の道を登って行きます。
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そして尾瀬や二王子で探したショウキラン様が2輪ですが元気に咲いていました。
樹林帯の中にクワガタソウがたくさん、他にクロクモソウやスダヤクシュも群生していました。
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帯岩です。
最初どうやって進むの?と思いましたが鎖でちょっと上がってトラバース。
鎖があるので大丈夫です。

この後とても冷たくて美味しい「氷清水」があってペットボトルの水全部入れ替えたくらいなのに
なぜか写真を撮らなかったのは失敗でした。
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空が明るくなってくるとやっと一不動避難小屋、お久しぶりです。
ちょっと横に一不動様。
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前回キレイな状態で見られたグンナイフウロは花が散ってきれいに紅葉していました。
そして二釈迦様。
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6月に比べたら花は少ないですが
ソバナ、ミネウスユキソウ、ハクサンオミナエシ、イブキジャコウソウ、イワオウギ、シモツケ、
たった2輪だけでしたがグンナイフウロ(シロバタカネグンナイフウロ)が咲き残っていました。
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ヤマブキショウマ、トリアシショウマ、ハクサンサイコ、クガイソウ、ママコナ、ヤマハハコ、オトギリソウ
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ずっとほら貝の音が響いていましたが五地蔵様でお会いしました。
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今まで登山道から山頂まで一番短い山は栂海新道からの長栂山だと思っていました。
1分で登れましたがこの五地蔵山は10歩で山頂でした。
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六弥勒様。七薬師様、八観音様と進みます。
三文殊様はよそ見していてお会いできず、四普賢様は載せ忘れました。
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結構なアップダウンを経て九勢至様。
チラチラとは見えていましたが高妻山突き出ている!

前回良く登れたなと思って読み返したらガスで半分以上見えていない。
見えなかったから登れたんだね。
こんなにはっきりと見えると登れる気がしなくてくじけそう・・・足も攣って来たし
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ここからは急登続きでロープ、鎖が続き緊張です。
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山頂近くなるとシャクナゲがたくさん咲いています。
一輪だけ咲いていたタカネバラ、もうミヤマコゴメグサが咲きだしていました。
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十阿弥陀様、ここまでくれば山頂はすぐそこ・・・なのにここに来てガスで真っ白~~!
梅雨が明けたこの時期、どこも青空なのに私の山頂時はいつもガス
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前回もこの角度からだけは少し明るかった。
今回もこの角度からは青空が見えましたが乙妻山は全く見えず。

ブヨが全くいない山頂ではゆっくりご飯を食べてガスが晴れるのを待ちましたが
晴れないうちに山頂誰もいなくなったので私も下山します。
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九勢至まで来ると青空が広がってきていました。
やっぱり登り時にここから山頂がくっきり見えると心折れるわ。
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そして左側に頚城三山、焼山と火打山・妙高山がくっきりと見えました。
山頂で見たかったなぁ~。
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分岐の六弥勒に着きました。
ここから左に下りていきます。
前回も樹林帯の中であまり記憶に残らない尾根道でしたが
長いうえに何のポイントも無いので延々と続く感じのコースです。
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牧場に出るちょっと前に「ブナ仙人」の木が・・・前もあったかなぁ?

牧場です、明るいと心も明るくなります。飯綱山が迎えてくれました。
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牧場の緑は気持ち良いですね。
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ふと気づきました、今日は牛に1頭も会っていない。
こんなに広いのに牛が全くいない???前回は怖いくらいいたのに。
遠くの囲いに馬が走っていましたが・・・牛がいない不思議。
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本日の距離:13.1km 時間:8時間44分 歩数:3万歩
距離は南蔵王14.4kmより少ないし越駒15kmよりも少ないのにこの疲れ具合。
体調もあるけど体力がなくなったんでしょうね。
心残りがたくさんあった山行きでした。
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テーマ : 登山
ジャンル : 趣味・実用

恒例イベント尾瀬

尾瀬中原山(1968m) 2021年7月10~11日(土日)mixi山岳会他7人

7月10日
鳩待峠5:41-山ノ鼻6:56~7:44-牛首分岐8:28-ヨッピ吊り橋9:28~9:45
-竜宮十字路10:20-見晴キャンプ場11:12~12:18-平滑ノ滝13:14
-三条の滝展望台13:50-キャンプ場15:20

7月11日
見晴キャンプ場7:58-竜宮十字路8:54-アヤメ平12:26-中原山12:44-鳩待峠14:25

昨年参加できなかったので今年参加させてもらったのですが梅雨の末期、心配なお天気。

朝4:30に戸倉駐車場に行ける気がしなかったので前日夕方からトロトロ出発して
片品村に2018年に出来たというとてもきれいな『尾瀬かたしな』の道の駅に集合して
朝戸倉まで行き予約していたタクシーで鳩待峠まで行きます。

道の駅で目覚めた時は降っていなかったのですが鳩待峠バシャバシャ
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総勢7名、全員雨具装着で出発します。
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オオレイジンソウとオダマキ。
花は結構咲いているのですが花より木道が雨で滑って大騒ぎ。
滑って転ぶ人が結構出たけど大事には至らなくて良かったです。
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山ノ鼻に着きました。
ただでさえ狭い山ノ鼻のテントサイトはロープで区切られていました。
雨が止んだので雨具を脱いで皆の顔も明るくなります。
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本当はここから2名は至仏山に登る予定でしたが(鳩待に下りる一方通行なのでザックはここにデポ)
至仏山はまだ厚い雲に覆われているし雨で結構体力削られているので中止に。

アヤメかショウブかカキツバタ、尾瀬にたくさん生えている行者ニンニクは花が咲いていました。
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青空が出てきました、気持ちのいい木道歩きです。
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ふと木道の横を見ると何年か前蓮華から朝日岳に登った時見たバイケイソウが
その時、東京からのお姉さまに「新潟ではあまり見ないわね」と言われたのを
尾瀬でこんなにたくさん咲いている状態で見られてとても感動しました。
コバイケソウ(小・バイケイソウ)は今年たくさん見ましたがこちらの緑がとても好きです。
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逆さ燧が見られる沼はさざ波が出て雲に覆われた燧が良く撮れなかったのでここから。
本当に朝の土砂降りが嘘みたいに晴れて風もなくのんびり歩きます。
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草原にはトキソウとサワランが今までで一番咲いていたかな、可愛いです。
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牛首分岐を過ぎて中田代辺りなのかな?突然ニッコウキスゲが群生していました。
3年前に来た時はニッコウキスゲが鹿の食害にやられてほとんど咲いていなかった。
遠くを見ると大きく柵がしてあって保護して下さったおかげなのでしょう、感動です!

隊長の話だと10年前はもっともっと凄かったということなので楽しみです。
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ニッコウキスゲの黄色もきれいなのですがキンコウカが咲きだしてきているので
その黄色が広がるのもきれいでしょうね。
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最初この花を見た時はほかの花と間違えていましたがよく見たら2枚目の花と同じ
『ツルコケモモ』でした。カタクリのように花弁がくるんとひっくり返っています。
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竜宮十字路から見た至仏山は雲が取れていました。
「今頃山頂だったね」なんてのんびり眺めます。
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またちょっと木道を歩いてやっと見晴です。
水芭蕉の花が終わってる~♪♪~はるかな尾瀬~遠いキャンプ場~と歌いながら。
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私が三条の滝を希望していたのでしぶしぶ行ってくれるということで
サクサクとテントを張ってお昼を食べ出発します。
2名は燧小屋に泊まるのでテントは5張り。
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木が鎖を食べていました。

中間地点の平滑ノ滝、KIさんは足が痛くなったということでここで待っていることに。
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もうみんな三条の滝を舐めてかかってストックも持ってこなかった。
こんなに遠いんだ、こんなに荒れているんだ・・・ここなんて歩くところが無い
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ゴロゴロの石を越え超急な階段を下りると。
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やっと三条ノ滝展望台です。
水量豊富なこの時期なので迫力満点、さすが日本の滝100選。

展望台と言うからに滝つぼまで行くわけじゃなくちょっと物足りない気がしましたが
もし道があったとしても滝つぼまで下る気がしないのでここで良いのかも。
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帰りには蓮華温泉の平馬の平で見たことがあるオニノヤガラ。
ミズチドリはこれからですね、マルバダケブキもつぼみがたくさんあったのでこれから。
木道にクワガタがいたので草でちょっかいだして遊んでみました。
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豚汁というとネギやジャガイモニンジンキノコなど入っていますが
今回はOO流ということで玉ねぎと豚肉と木綿豆腐だけのシンプル豚汁。
ちょっと色味が寂しいのでサラダの菜っ葉を入れましたがとても美味しい豚汁でした。

皆燧小屋で生ビールや缶ビールを買ってきて ( ^^)/▽☆▽\(^^ ) カンパーイ!。
17時ころから始めて宴会は延々と続くはずだったのに19時前にバシャバシャと降ってきて
さすがののん兵衛さんも飲んでいられる雨じゃなくて皆さん大人しくテントの中に。
mixi山岳会のキャンプで19時前に寝たのは初めてでした。
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7/11ぐっすり朝まで寝て、おはようございます。
夜中雨の音が激しくて心配しましたが4:30にテントから出てみれば晴れていました。

あの雨の中でもたくさんのテントが張られていました。
コロナで閉鎖中のビジターセンターとトイレです。
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弥四郎小屋の前まで行って尾瀬ヶ原を見ましたがガスが立ち込めて朝焼けも無いのでがっかり。
でももう歩いている人がいます。
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朝ご飯は昨日の残りの豚汁とフランスパン。
フランスパン2本持っていきましたが豚汁に合いました。
もうみんなお腹いっぱいだったけどちょっと残ったので無理やりもう一杯ずつ(^^;
食材を捨てて行けないのでお腹に入れなければいけないのもありましたが
この最後の一杯でこの日は昼なしで歩けたんじゃないかなと思っています。

弥四郎清水を汲んで出発します。
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鹿除けの防護柵です、隊長が出してくれと叫んでいます。
長沢新道は結構な登りでこんな階段がたくさんあります
竜宮小屋で休んだ時レンズに水滴がついたのか中央がぼやけてがっくり。
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土場で休憩。
日が差してとても暑いです・・・は、この辺りまで。
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アヤメ平に近くなると突然ガスってきて雨が降ってきました。
取り敢えずザックカバーと雨具の上だけ着て進みます。
ワタスゲは雨に濡れてみすぼらしいですがこんなにたくさんあるときれいです。
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雨の中カメラを出すのもおっくうですが花はたくさん咲いていました。
シャクナゲ、オノエラン、ムシトリスミレ、アカモノ。
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さようなら~アヤメ平、もっとじっくり観察したかったわ。
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中原山、1968mです。OO山と名前が付く山があって良かった。
ここからはみんな無言でただひたすら下ります。
ゲリラ豪雨的に降って木道は川になっているし滑る滑る。
JRさんは木道すべり止め付けていたので大丈夫、私もイナバウァ~で転びは逃れたけど
木道ヌルヌルなのでみんな滑って転んでいました。

雨ズボンを履かなかった私が悪いのですが靴の中まで水がガボガボで
上着の中まで雨でぐっしょりになって鳩待峠到着。
お昼食べてないけど豚汁でお腹いっぱいな気がする。
風邪ひきそうだったのでテントで着替えた1日目の汗臭い服に着替えました。
乾いたのに変えるだけでも暖かい。

車に着替えがあるのでそのまま帰るか迷った末、温泉に寄って帰りました。
大変だったけど夕飯朝飯の時は降らないでくれて本当に良かった。
皆様お世話になりました、またよろしくお願いします。
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一日目青線の距離:19.9km 時間:9時間43分 歩数:36900歩
二日目赤線の距離:11.3km 時間:6時間28分 歩数:23000歩

一日目の方が距離も時間もいっぱい歩いたけど二日目の方が断然疲れた
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テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

長野で2年ぶり

長野市  2021年7月7日(水)  娘夫婦&さあこ

大阪だったらまだしも遠い広島に転勤になった娘たち。
もう会えないかなと思っていたら長野に用があるので来るという。
7日は用が無いというのでちょうど7日だけが休みの私は
長野は活動圏内なので2年ぶりの娘に会いに行ってきました。

ザーザー降りの新潟から雨だからとカーディガン羽織って帽子無しで行ってみたらすごい青空!
爽やかな風が吹いて気持ちが良いけど暑いし日差しもキツイ・・・ビックリ!
長野駅はとてもきれいでした。
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夫や息子たちだとどうしても大盛りのお店になってしまうけど
娘は良いですね~、おしゃれなランチコース予約してくれていました。
久しぶりにおしゃべりしながらもうすぐ誕生日だったのを覚えてくれていて
ちょうどほしかったセラミックの包丁と宮島限定のリラックマもみじ饅頭。
可愛い~
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最後のデザートが感動でした、ありがとう~
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そのあとお約束の善光寺参り。
14年前歩いたことがあるはずなのに何も覚えていない。
覚えているのは隣にあった城山動物園でリスと遊んだことだけ。

善光寺はきれいで写真もたくさん撮ったのに後で見てびっくり~!
そういえばシャッター閉まっている状態で生クリームにダイブしたんだった。
閉まっていたので外側をキレイに拭いたけど中にまで浸透していたのね。

善光寺本堂と善子ちゃんと光子ちゃんです
汚れているのは生クリームです みんなこんな写真なので却下。
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そして時間があったのでちょっと散歩していたら
14年前の7月に宮沢(THE BOOM)のライブがあった「北野文芸座」が。
よみがえる感動
あの時は国上までにも運転できなかった私なので高速バスで来たのかなぁ~懐かしい。

長野まで来て山に行かない日があっても良いね。
広島まで行けないのでまたいつ会えるかわからないけど
今日はとても楽しい気分転換になりました、連絡くれてありがとう。

ここから新潟まで帰る私より遠い広島までの運転気を付けてね。
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テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

雨だったけど月山

月山 1984m 2021年7月4日(日)  EC、KR、さあこ

リフト山頂駅8:52-姥ヶ岳9:22-金姥9:45-延命地蔵様10:55-山頂広場11:03~
(三角点11:22)~12:20-リフトとの分岐、雪で未確認-雄宝清水14:05-駐車場14:31

開山祭の後でちょうど良いねと計画を立てたのは6/20頃。
その後かかりつけ医から8月の予定だったワクチン接種が7/3に決まりました、との連絡。
次の日の月山は不安だったけどもしなにかあったら中止で了承をもらい接種してきました。
幸い何もなかったので月山決行ですが今度はお天気が

昨年の裏巻機のメンバーでお久しぶりです。
雨の予報だったけど取り敢えず行きましょうということで姥沢駐車場から
登りはリフトで行き、下りは登山道コース。
まだ降ってはいないけどガスが垂れ込めています。
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リフト山頂駅から姥ヶ岳直登は出来ないけれど結構な雪が残っていて
スキーヤー、スノーボーダーがたくさんいます。
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いつもの姥ヶ岳への登りは今までにないくらい雪が残っていますが晴れていないので雪が柔らかく
チェーンスパ持ってきたのに着けなくても大丈夫です。

姥ヶ岳直下はたくさんの方が滑っています。
ちっちゃい子も楽しんでいました。
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雪が切れたところからもうお花全開。
姥ヶ岳の木道ぐるっと回ったら・・・雨が降ってきました。
雨が降っているのに目の前には鳥海山が良く見えます。
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コバイケソウ、ネバリノギラン、ヒナザクラ、チングルマとイワカガミ。
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マルバシモツケ、ミヤマキンバイ、ウスユキソウ、エゾノツガザクラ等々
雨が降っても風が無いので花は楽しめます。
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牛首からの雪渓ですが、雨が降っているのにこんなに良く見えます。
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延命地蔵様、今年も会えてうれしいです(-m-)” パンパン
この辺りもずっと花畑、ヤマガラシとイワベンケイ。他にもたくさん咲いていました。
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ミヤマキンバイと、いつもは最後の1輪です~なんて言っていたクロユリ。
今年は元気な花にたくさん会えました。
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月山神社です・・・こんなに良く見えても雨が降り続けているのです。
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月山には登ったことがあるけど三角点確認したことが無いというので先に三角点に。
昨年までなかったきれいな山頂プレートが出来ていました。
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雨や風の当たらないところは無いし私のお気に入りの場所も雨で濡れている。
今まで入った事の無い頂上小屋に200円で休憩できると聞き速攻お願いしました。
中はきれいです、たぬき、ナメコそば、カレーライスやもつ煮などメニューは結構あります。
大事なこと『料理を注文しても休憩料¥200はいただきます』と書いてありました。
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雨に当たらないでゆっくり休憩できるのはありがたいですね。
私たちが休んでいたら次々と皆さん休憩に入ってきました。
雨の日は絶対利用したいです。
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山頂広場のコバイケソウ、どこまでも広がっています。
今年こんなにコバイケソウが見られるのは梅雨の時期に山に行けているからなのかも。
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こんもりムチムチのタカネシオガマとヨツバシオガマ。
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下山を始めますがやっぱり言いたい・・・雨が降っているのです!
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牛首分岐からの雪渓。
グリセードで下りるのも楽しいですがせっかくなのでくまモンシートで尻セード
斜度はあるのですが雪がぼこぼこで、歩いている人より遅い尻セード。
でも今シーズン最後の尻セード、楽しかった~
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分岐地点は雪の下で確認できませんでしたが登山道下山します。
ガスの中に入ってしまって回りが見えなくなりました。
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登山道には山からの雪解け水が豊富に流れていてリュウキンカがたくさん咲いていました。
ここにはオタカラコウもたくさん咲くのですがまだ固いつぼみでした。
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雨はだんだん激しさを増してきましたがちょうど登山口。
ミズキの花とノウゴウイチゴの花。
リフトに乗って下を見ていたらたくさんのイチゴが真っ赤に熟れていたんですよね。
リフトの下は暖かいのかな?

駐車場に着いてビショビショなのでトイレの一角にある更衣室で着替えて帰ります。
本日の距離:8.6km  時間:5時間37分  歩数:19900歩
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